木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

レコード収納棚の制作

2018-09-13 21:11:21 | 木工
2年半前の自宅のリフォーム時に計画していた、レコード収納棚の制作にようやく取りかかりました。
実はこれができないとリフォームは完結せず、一部屋は物置状態なのです。
2年前に、板の木取りははじめたのですが、その後やりかけになっていました。
材は栗。丸太一本分を十数年前に購入し、外積みしていたために一部に腐れが入っていた板。
この際使ってしまおうと思ったのですが・・・。


作り始め、材料の量とその重さに框組にしなかったことを悔やみましたが、後悔先に立たず。
栗だけではとても材料が足りず、集成材を接ぎ合わせました。自家用なので材料費節約です。
下段の部材の刻みが完了。

部材加工が一通り終わったところで仮組みしてみました。

地板に仕切りと下棚板、


さらに上抽斗棚板をはめたら、


横に倒して左側板を組み、


右側抽斗の桟を取り付けながら、右の側板を組み、


90度回転させると、こちらが正規の向き。 上の抽斗の仕切り板を取り付け、


天板を乗せて仮組み完了。
深い抽斗を横に3つ、やや浅い抽斗を右に5段つけました。
巾120cm、奥行き46cm。この上に高さ140cmの上段の棚が乗ります。


抽斗の前板、扉の框の木取りまで進みましたが、ほかの仕事に合間にやっていくのでこの先いつまでかかるやら・・・・。

コメント
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