木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

制作の日々

2018-11-30 21:59:05 | 木工
東京大煎茶会および煎茶工芸秀作展が終わって5日が経ちました。
煎茶工芸展にはたくさんの皆様においでいただきました。
私を訪ねておいでいただいた方ともいろいろお話しさせていただくことができました。ありがとうございました。
特に、幼なじみの友人が長野県からみえ、一緒にお茶席に入れたことも嬉しい出来事でした。
そんな余韻を残しながら、制作の日々が戻ってきました。


制作途中だった、展示台(テーブル)の飾り脚。五陵箸のイメージの柱が4本立つのです。


墨をして一面ずつバンドソーで荒挽きし、


五角形に切り出します。


鉋で一面ずつ削って


先や元に必要な加工をして仕上げ。


横から見ると巨大な五陵箸が2膳。


黒漆をつかい捨て摺をしました。


続いて煎茶工芸秀作展で注文をいただいたタモの茶銚台。


今日は、9枚の表を挽きました。

いろいろ楽しい事はありますが、やはりこうして制作している時が一番楽しく充実した時間なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする