Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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天の瞳幼年編 2

2012-02-28 00:11:20 | インポート
天の瞳幼年編 2


読了です。
時間がとれないけれど、なんだか読みたくて、すこし夜更かししました(^^;;
でも、読み終えて満足


また、忘れないうちに感想を書き留めておこうかな。




今回は、りんたろうくんが小学校二年生から高学年の時のお話です。

二年生の担任の先生は、一年生とは違い、新任の先生
その先生がりんたろうくんたちと向き合いながら、いろんな経験をして行く姿が書かれています。

なかでも、印象的なのは…
このりんたろうくんの言葉かな。

「寂しい気持ちになるくらいでなかったら、友達の役には立たれへん。」

(弁解する術が十分でないだけに、大人より子どもの方がずっと潔いということはあり得る。)


たしかにね。
そう思うけど、そんな友達を幼少期にもてている環境
実際には、極めて少ないんだろうな。


私の子供の頃に、りんたろうくんみたいな友達がいたらなと、思わずにはいられませんでした。(^^;;


後半は、保育園時代からのりんたろうくん達の知己、あんちゃんと共に、少林寺拳法を学ぶ中で成長して行くりんたろうたちの姿が書かれています。



なんだか、合気道に通じるものがある。
互いに違う武道だけど、なんだか共通点がたくさんあるように感じた。
ますます、この仲間達の一員になりたかったなぁと思ってしまった(^^;;


お姉ちゃんが合気道を習っていること。その精神に触れていること。
まだ、小さいから難しいかもだけど、わかるときがくるといい。



法隆寺や平等院へ五年生だけで内緒で冒険するくだりは、少し違う小説のような印象。
物語を読みやすくしてくれている。


りんたろうくんをとりまく環境

なんて素晴らしいんだろう。
見守り、寄り添う父母
尊敬できて、様々な真理を教えてくれた祖父
体当たりで少林寺拳法の精神を教えてくれたあんちゃん。
りんたろうくんの個性を潰すこと無く、伸ばしてくれた、認めてくれた保育園の先生や一、二年生の先生

なんだろう。
りんたろうくんの元来の素質もあるんだろうけれど、素晴らしい環境におかれた子供が。いかに輝いていくものであるかを、つい体験させてもらっているような、そんな気分になる。


私は、娘にとって
祖父のような存在に
あんちゃんのような存在に
りんたろうの両親のような存在になれているだろうか。

もちろん、りんたろうくんと娘達は違う。
でも、学ぶべきヒントがたくさん詰まった物語
青年編が楽しみだ。


全部で9冊
読みたくなりました。
はい。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆



コメント
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