Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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天の瞳 最終話

2012-06-10 01:17:16 | インポート
天の瞳 最終話



いままで継続して読んできた小説
天の瞳 の最終話があるというので、かなり前から読みたいなと思い、図書館で予約をしておいたら、四ヶ月待ちくらいで順番になり読むことができた。


まず、びっくり
天の瞳 って未完なんですね。


しかも終わり方も突然。
なんだか、栗本薫さんのときのことをすこし思い出しながら
続きが読めないことを、すごく残念に思いました。



感想はね。

タケミのお祖父ちゃんとたもつくんのやりとりを通して、「見つめるべきは、他人ではなく、受けた仕打ちでもなく、自分のありかたであること」を訴えようとする…
そのクライマックスのところで、未完となっていました。



そういえば、中学一年生の時、そんな話をしたなぁ。
一人の女生徒がいじめられていて、最後は転校してしまった。
何回もクラスで話し合いをしたなぁ。

あのときの自分を思い出すと、情けない。
自分がいつ、いじめられる側にぬるかとビクビクしながら過ごしていた。


話し合いの中で、何度か勇気をふりしぼって泣きながら発言したな。詳しくは覚えてないけど。




「先生のことを見返すために、先生を超える人間になろうとする。」
その発想、つまりは反面教師



私の幼少期
たぶんそれは、反面教師の連続
悲しいかな、心から尊敬できる大人が自分には見つけられず。
どうしていいかわからなかったなぁ。


嫌な見本なら、たくさんありすぎて、自分が目指したい姿が定まらず。



天の瞳の救いは、随所にそうした「目指したくなるような大人」が登場することなんだろうな。


はたして、私自身は子供達からみて、そうした大人になれているんだろうか。
ふと考える。
たぶん、まだまだ人間がみじゅくだなぁ

自分の仕事に誇りをもつ。
あたりまえだけど、すごく難しい。


自分に嘘をつかず、胸を張れるように、ならなくちゃね。(^^;;








コメント (4)
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