Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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サッカー

2013-12-07 01:17:30 | 日常のこと
サッカー



お姉ちゃん
最近、体育でサッカーをするらしい。
今はまだパスの段階
あとは、ミニゲーム


守るのはまぁ、なんとかなる
反射神経の問題だね。

シュートはね
ちと難しい。


ボールを蹴る時
姿勢を考えてほしい

普通はさ
軸足も蹴る足も 少しづつ曲げて
そのバランスでうまく振り抜く足にボールの中心を合わせますよね。



でも両足大腿義足だと
膝が曲がらない。
軸足も蹴る足も

やってみるとわかる。
かなり難しい。


感覚的には、竹馬サッカー
曲がらない足で 体を倒しながら 足の振り抜く力と遠心力だけで蹴り
ボールに足先を合わせるのは 軸足とボールの距離のみ。
置いてあるボールを蹴るのも 意外と難しい。


しかも。
義足だと 足部もまがらない。
つまり、ボールに当たるのはつま先
トウキック限定
もしくはよわいサイドキック。



そんな感じ


そんな状況の中、
あまり問題なく、皆に混じりながらサッカーをして 楽しんで帰ってくる娘。
やはりすごいなぁ。


いろいろ悔しいだろうに
そういう泣き言をあまり言わない。
なんというか、当たり前に受け入れて自己受容しているから、「もし足があれば」とは あまり思いにくく
「どうしたら出来るか」という思考が持てている。
嬉しいこと。


たぶんこれこそが、二歳前に離断したことによる いいことの一つ
なんだろうなと思う。



大人が思うより、もしかしたら悩んでいるかもしれないから、はっきりした自信はないし、比較もできないからなんとも言えないけどさ。
でも、なんか、よかったなと。
思うわけです。


何事にも チャレンジする姿勢。
それは 今の自分を受け入れて はじめて持てるもの。

それにより、いろんなことを学べるし、選択肢が増えていく。



なんていうか。
そんなこと。


比較はできないけど、私はそう思う。
やはり、自己認識が出来上がる前に 切断や離断を終わらせて
自分の身体を当たり前に受け入れてもらうこと。

ものの本に書いてあるより、ものすごく大切じゃないかな。






コメント
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