ハッピーバースデー 命輝く瞬間
お姉ちゃんが、図書室で借りてきた本。
思わずてに取り、読んでしまいました。
あらすじは こんな感じ
ウィキより
主人公・あすかは、11歳の誕生日に母・静代の精神的虐待により声を失ってしまう。「生まれてこない方がよかった」とまで思ったあすかだったが、祖父母の無償の愛や人々との出会いによって多くの事を学び、成長していく。
なんというか、祖父母の
とくにお祖父ちゃんの、あすかに対する気持ちが なんだか伝わりました。
自身の子育ての結果が産んだこと。
そのことを受けとめて、自分の孫を支えようとする想い。
でも… できるなら… もう少し、自分の娘、静代に対しても 話をしても良いのではないか。もう少し叱ってあげなくては いけないのではないか。
なんとなく私はそう感じました。
もしかしたら、この一歩引いているところも よくないのかしらと。
物語は幸い、声を取り戻したあすかが、いいタイミングで心機一転 新しい学校へ転校するという
考えられる限りの優しい展開
なかなか、こうはうまくいかないんだろうな。とも思ってしまったり
転校先の担任の先生
なかなかすごい。
たしかに昔ならいたかな。
今なら、すぐに問題になりそうだけど。
率先していじめを制するあすか
そのあとの展開が
なんというか 少し軽くて
実際には こんなにうまくはいかないかな。と思ってしまうような。
いけませんね。実際に幼少期から 大学時代まで なんども違う種類のいじめを経験し 耐えたり逃げたり 精神を病みそうになる自分と戦ってきた経験があり、斜めから見てしまうのかもしれませんが…
なんだろう。
たしかに、この長さで 読後感に救いを出すには これしかない。
でも、たぶん。同じ状況に置かれたことがある人が読んだら、思うところはあるだろうな。
「こんなにうまくいくわけない!」
というかもしれない。
「自分の側から見ているだけでは、物事の真理を見落とすぞ。相手を信じること、許すことは、自分を大事にすることでもあるんだぞ」
お祖父ちゃんの言葉が、印象的です。
銀行マンで世間体を気にする父親へ、兄の直人が、
「夢を見てはいけないの? おれ、まだ十五歳だよ、パパ。夢に向かって生きたいよ。」という場面もよかった。
あすかだけではなく、期待され それに応えざるを得なかった兄の 親離れが見事に表現されていますね。
理想的すぎる感もありますが。
祖父の
「あすかの病気を治そうなどとは思わんことだぞ、ばあさん。あの小さな胸の中につまっている苦しみを、あすかが出しきるまで、じっくり見守ってあげようや」
という言葉も心に染みました。
どんな時にも、じっくり見守ること
ただひたすらに 支えること。
やはり それが一番大切なのでしょう。
人間は、例え周りが見えたとしても、自分自身は見えないことがあるのかもしれません。
小学生のうちから、周りの大人の態度の裏にあるものを感じ取ってしまったり、裏であきらめきった顔でぼやくということは、それだけ、世の中が、あきらめた大人で満ちており、かつ、そのあきらめた大人が楽しそうに大手を振ってはびこっているということかもしれません。
たしかに、周りを見渡しても
改善より保守やことなかれが目につきます。
子どもたちの姿は、大人たちの姿の、合わせ鏡なのかもしれないなと思いました。
そうですね。何が言いたいのかわからなくなってきましたが…
とても、なんだか 子供向けに わかりやすく 重いテーマに対して描いています。
しかも読後感がよい。
メッセージもたくさん詰まっている。
とても いい本だし とてもいろんなことを感じさせてくれる。
読む年齢や段階により、すごく伝わるものが違う。
なんともすごいほんだなぁ というのが感想ですね。
褒めてるんだか なんだかわからなくなってきましたが(^^;;
この本を読んだあとのお姉ちゃんと 少し話をして見たいな。そう感じました。
しかし、この本を表紙の絵が気に入って借りてくる お姉ちゃん。
ふしぎだなぁ。
うーむ。

お姉ちゃんが、図書室で借りてきた本。
思わずてに取り、読んでしまいました。
あらすじは こんな感じ
ウィキより
主人公・あすかは、11歳の誕生日に母・静代の精神的虐待により声を失ってしまう。「生まれてこない方がよかった」とまで思ったあすかだったが、祖父母の無償の愛や人々との出会いによって多くの事を学び、成長していく。
なんというか、祖父母の
とくにお祖父ちゃんの、あすかに対する気持ちが なんだか伝わりました。
自身の子育ての結果が産んだこと。
そのことを受けとめて、自分の孫を支えようとする想い。
でも… できるなら… もう少し、自分の娘、静代に対しても 話をしても良いのではないか。もう少し叱ってあげなくては いけないのではないか。
なんとなく私はそう感じました。
もしかしたら、この一歩引いているところも よくないのかしらと。
物語は幸い、声を取り戻したあすかが、いいタイミングで心機一転 新しい学校へ転校するという
考えられる限りの優しい展開
なかなか、こうはうまくいかないんだろうな。とも思ってしまったり
転校先の担任の先生
なかなかすごい。
たしかに昔ならいたかな。
今なら、すぐに問題になりそうだけど。
率先していじめを制するあすか
そのあとの展開が
なんというか 少し軽くて
実際には こんなにうまくはいかないかな。と思ってしまうような。
いけませんね。実際に幼少期から 大学時代まで なんども違う種類のいじめを経験し 耐えたり逃げたり 精神を病みそうになる自分と戦ってきた経験があり、斜めから見てしまうのかもしれませんが…
なんだろう。
たしかに、この長さで 読後感に救いを出すには これしかない。
でも、たぶん。同じ状況に置かれたことがある人が読んだら、思うところはあるだろうな。
「こんなにうまくいくわけない!」
というかもしれない。
「自分の側から見ているだけでは、物事の真理を見落とすぞ。相手を信じること、許すことは、自分を大事にすることでもあるんだぞ」
お祖父ちゃんの言葉が、印象的です。
銀行マンで世間体を気にする父親へ、兄の直人が、
「夢を見てはいけないの? おれ、まだ十五歳だよ、パパ。夢に向かって生きたいよ。」という場面もよかった。
あすかだけではなく、期待され それに応えざるを得なかった兄の 親離れが見事に表現されていますね。
理想的すぎる感もありますが。
祖父の
「あすかの病気を治そうなどとは思わんことだぞ、ばあさん。あの小さな胸の中につまっている苦しみを、あすかが出しきるまで、じっくり見守ってあげようや」
という言葉も心に染みました。
どんな時にも、じっくり見守ること
ただひたすらに 支えること。
やはり それが一番大切なのでしょう。
人間は、例え周りが見えたとしても、自分自身は見えないことがあるのかもしれません。
小学生のうちから、周りの大人の態度の裏にあるものを感じ取ってしまったり、裏であきらめきった顔でぼやくということは、それだけ、世の中が、あきらめた大人で満ちており、かつ、そのあきらめた大人が楽しそうに大手を振ってはびこっているということかもしれません。
たしかに、周りを見渡しても
改善より保守やことなかれが目につきます。
子どもたちの姿は、大人たちの姿の、合わせ鏡なのかもしれないなと思いました。
そうですね。何が言いたいのかわからなくなってきましたが…
とても、なんだか 子供向けに わかりやすく 重いテーマに対して描いています。
しかも読後感がよい。
メッセージもたくさん詰まっている。
とても いい本だし とてもいろんなことを感じさせてくれる。
読む年齢や段階により、すごく伝わるものが違う。
なんともすごいほんだなぁ というのが感想ですね。
褒めてるんだか なんだかわからなくなってきましたが(^^;;
この本を読んだあとのお姉ちゃんと 少し話をして見たいな。そう感じました。
しかし、この本を表紙の絵が気に入って借りてくる お姉ちゃん。
ふしぎだなぁ。
うーむ。
