Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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悪夢 fromバリバラ

2014-12-10 00:06:39 | お気に入りの「その他」
悪夢

12/5?夜9時から
NHKのバリアフリーバラエティーという番組で特別製作されたドラマが放送されました。
その名も「悪夢」

番組紹介から抜粋すると、こんな感じ

「バリバラ」では、障害者週間(12月3日~9日)にあわせて、
12月5日(金)、放送時間を拡大し(54分)、特集ドラマをお届けします。
幻覚のため、どこにも雇ってもらえず葛藤する統合失調症の男性が、さまざまな障害のある人たちとの交流を通して、自分の障害を受容していく過程をコメディータッチで描きます。
主演は、お笑い芸人のハウス加賀谷。
彼自身、12歳の時に統合失調症を発症し、入退院を繰り返してきた経歴を持っており、ストーリーには、彼の実体験があちこちにちりばめられています。
友人役には、同じく「バリバラ」でおなじみ、ダウン症のタレント・あべけん太。「おっぱい大好き」けん太が、彼のお茶目な人柄そのままに、主人公を勇気づけていきます。
“バリバラ・ファミリー”を自称する実力派俳優のカンニング竹山と杉田かおるも出演。
テレビ史上初!?となる、統合失調症×ダウン症のハートフルコメディーです。



録画して見ました。
統合失調症の表現がリアルすぎて、あそこまでいかないけれど幻聴が聞こえたことがある私としては、十分に当時を思い出せ、冷や汗が出ました。


娘達には刺激が強すぎて、見せるのを躊躇いますがとても訴えてくるものがありました。


自分の中に自分自身と自分を非難する幻覚や幻聴があるという構図。強迫神経症にも当てはまる気がします。
そしてそれに気がつき、自分を非難する自分が出てきたわけや自分自身がなぜそうなってきたのかを理解しつつ。過去や育ちを一つ一つ受け入れていく作業が辛かったです。
私の場合はなんとか治りましたが。
それまでに失ったものも大きいです。


片山真理さん。
主役級の活躍ですね。
彼女の存在なしにはドラマが成立し得ないほどの圧倒的な存在感。
素晴らしいなと思いました。


終わり方が考えさせられます。
私も一度、狂いそうになっただけに。
今はそうではないだけに。
当時苦しんでいた時には、逃げずにトラウマに立ち向かうことが唯一の正解でした。
忘れる事ではなく、自分が認めたくない事実や目を背けていることにあえて踏み込み、傷つきながらも受け入れることでしかけいかいしなかった。そんな覚えがあります。


それだけに、出てくる実の効果が絶妙。
そう思いました。

見逃した方は再放送を見てみてくださいね。
^o^
あ、(^^;;
再放送今やってるらしいです。

コメント
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