Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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初めての義足、初めての義手

2016-03-26 00:04:46 | 義肢装具や関連のお話
はじめての義足、はじめての義手

今日はとても素晴らしい冊子を、義手義足についての説明がかかれたガイドブックをご紹介させていただきます。

娘が両足を切断しなくてはならないかもしれないと聞いた時、目の前が真っ暗になりました。当時は素人向けに書かれた義足の説明などは皆無で、ましてや義足で杖なしで歩いている人がいるかどうかの手がかりもなくて。情報を求める間の暗中模索。想い出すだけでも涙が出ます。
あれから十二年。こうしたパンフレットが国立の組織からリンクフリーで公開されていることは、本当にありがたいと思います。これから生まれ来る義足を必要とする子供達とそのご家族に。どうか伝わりますように。願います。

この義手と義足のパンフレットは国立障害者リハセンターの入院患者さんのために6年ぐらい前に作成されたもの。そもそも、一般の方のためのガイドブックみたいなものがなかったので、とても評判が良く、ホームページでの公開に至ったそうです。

国立リハに確認していただいたところ、二つのパンフレットはリンクフリーだそう。

「はじめての義足」は
http://www.rehab.go.jp/ri/hosougu/Panf/lower%20limb/guide-lower.pdf
を、
「はじめての義手」は
http://www.rehab.go.jp/ri/hosougu/Panf/upperlimb/guide-upper%20full.pdf

をリンク先としてご指定ください。

なお、リンクには以下の条件があるそうです。

このパンフレットはあくまでも国立リハセンターの患者さんのために書いたものだそう。施設によってはリハの方法や考え方も異なる場合があるとのことですので、その点をご留意ください。決して絶対的な教科書ではありません。
また、著作権は国立障害者リハビリテーションセンターにありますので、改編等はご遠慮ください。


元記事はこちら。

初めての切断者ためにパンフレット作成マニュアルを国リハが公開

 国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)は、切断者やその家族が義足歩行までの過程を前もって理解できるように構成された「義足訓練初心者向けパンフレット作成マニュアル」を公開した。マニュアルには具体例として、幻肢痛や断端の変化について、仮義足から本義足までの流れ、利用できる社会制度など、必要な情報は網羅された国立障害者リハビリテーションセンター版パンフレットも掲載されている。
 本マニュアルは、パンフレットを作る場合にどのような要素を入れればよいかを医療者向けに、それぞれの施設でその現状に合わせたパンフレットを作れるようにと考えて作成された。切断者が義足歩行獲得までの過程全体を、前もって理解することが可能となり、切断者自身の不安の軽減、また積極的な義足歩行訓練への取組みにつながることが期待される。

情報提供:国立障害者リハビリテーションセンター研究所義肢装具技術研究部(HP)
発行:国立障害者リハビリテーションセンター(HP)



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