Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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義足用防水カバー、試作段階。

2016-07-12 01:42:34 | 義肢装具や関連のお話
プール用義足に新しい可能性

今、娘さんが挑戦していること。
娘さんがと言うよりは、とある日本の会社が挑戦しているだけれども。
義足を丸ごと防水してしまおうという取り組みが始まっている。

今までにもないわけではない。
でも多くは海外製。
購入も手続きも自己責任。サイズも大雑把だし子供用なんてない。
そんな状態だった。

それがね。
ダイビングスーツを制作するノウハウを生かして、義足に合う形でカバーを作れるらしい。

しかも、肌色に近い感じで違和感を少なく。
他にも今から改良しながら。
見た目や実用性、メンテナンスの仕方や点検、シールのやり直しの対応など。
いろんな意見を出しながら試行している。

これがね。
うまくいきそう。

今度、7/13 に小学校の水泳授業で試しに使ってみることになりました。

いちおうやはりまだ試行なので、
昨年夏まで履いていた、小児用最後の膝継手付きの義足を少し改造。多少無理矢理ではあるけれど短時間なら履けそうなので。
それに防水カバーをすることに。
いよいよやってみます。

ちなみに今まで二回テストしていて、防水は完璧。カバーないが密閉されすぎて空気が浮き輪のような役割をするので、くるぶし辺りにウェイトをつけて。
このあいだのテストではいい感じに、歩けるし泳げるバランスになりました。

やはりね。
膝が曲がる義足でプールに入れるのはね。
娘さんにとってはすごく嬉しいみたい。

やはり動きが自然になるもの。目立たないもの。
今までとかだと、プールから上がるとき、水を含んだウレタンと水が入ったパイプから水が入ってなかなか切れないから、拭いても拭いても水が垂れていたしね。

この防水カバーだと、表面を拭けばすぐ乾くし。カバーを外してしまえば、中は完全に乾燥している。

これ、画期的。
うまくいけば、すごく楽になる。

いつもの義足の上に防水カバーをつけて登校。プールにそのまま入り、終わったらカバーを外して、袋にいれるだけ。
プール用義足なんて持っていく必要がなくなる日が来るかもしれない。

プールで義足なんて使わないというひとも、これは便利だとおもうなぁ。
海や川遊び、スキー場でも大活躍しそうだけどな。
可能性は広がりますね。

また、本当にうまくいったら、継続的にご紹介。いまはまだ試作段階。
うまくいくといいな。夏休み明けくらいに、動画を撮影して、評価ができるような動画が撮れないか調整中。
うまくいくといいなぁ。





コメント
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