猫の身分とウドで春は眠い

2007年05月04日 | Weblog

 春は眠いですね。と始めると、あの有名な 春は眠くて、いつ朝になったか気づかないでねむってしまうものだ なんていう、あの漢詩を思い出す人が多いでしょうか。( あえてわざわざその文句を書かないのです。いじわる。ああ、年は取りたくないもの。)

 朝は眠くないのですが、ちょっと時間にゆとりができて本でも読み始まろうとなると、すぐに睡魔が襲ってきます。キーボードなど叩いているときなどは、ハッと気が付くと っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっ、、、、、 なんて小文字の つ がかなり長く画面に出てるようなことがあります。

 猫みたいにさほど暑くない日だまりに、丸くなって一日ねてみたいですね。発見されて、救急車などを呼ばれたりするのが落ちでしょうか。目が覚めたら 「 おいおい、何でおれが点滴やらされているんだよ。」 なんてね。私を見下ろす 目、目、目、、、、。そして白い壁と白い服、、、。

 昨日は無かったんだけど、あのお茶の木の麓にあるグレーの塊みたいなのは何だろう。なんてよく見ると猫が丸くなっていたりしますからね。猫ですから、誰も救急車など思いつくはずがない。

 猫はいいなぁといつも思います。一生食っては寝て、たまには気が済むまで鳴いたりして、それからまた寝る。怪しい者が来たって犬ではないから吠える義務はないし。番猫なんてきいたことがない。「 猫の手も借りたい 」 ほど忙しくったって、貸したことなど一度もない。まあ、猫は猫の世界で苦労があるんでしょうけどね。それを口に出さないのがニャンとも偉いです。

                
 

  

 ウドがやっと出ました。勝手にここに出始めたウドです。移植したわけでも、畑にあるわけでもないですから、これはまさに山ウド。栽培ものとは違ウドー。

 この春は雨が多かったので、段ボール ( これを略してウド段 ) が濡れてゆるみ、中に入れて置いたもみ殻のゆるやかな内圧で、弱いところが裂けてしまいました。これは初めて起こったことです。他のところのウド段も裂けました。


  

 もみ殻を手で除くと、ヒッヒッヒ~~ こんな風に白いウドがひょろひょろと育っていましたよ。白い部分はもみ殻の高さの分だけ長くなります。まさに水前寺、、、いや、垂涎(すいぜん)のアイテム。ちょっと大げさでしょうか。いーっ歩進んで二歩さがる、じーんせいはワンツーパンチ、、、てのがありましたね。と、まさに鼻歌気分です。 この歌、下がりっぱなしなんではないかと思うのですけど、、、、。ま、いいか。


  


 卵とじとか、天ぷらにして食べました。天ぷらは葉の部分も揚げましたが、茎の部分も、どちらも香りが強くて美味しかったですね。

 香りが豊かで、歯触りも実に手頃で口の中にはいるとホワーっとして、、、なんて言うと、あの 「 鬼平 」 に出てくる料理長みたいな言い方になりますね。「 とっつあんよー。このウドってのはたまらないねー。」 なんて鬼平の口調を真似したくなりますよ。

   
      

 どうして、こんなパッとしない花が買うとけっこう値段が高いんでしょうか。わからない。今頃咲いているのにクリスマスローズなんて、理解に苦しみます。

      

 ありふれていますけど、こっちの方がきれいだと思うのですが。だから男ってのは駄目ね なんて言われそう。だってこっちの方が良さそうに見えませんか。