昨日はだったのですが、それだけでなく、何となく寒くなってしまいました。雨だからとか、寒いからだとかで縮こまってもいられないので、屋根のあるところでなら何か作業ができるだろうと思って、思いついたのがハウスの中でした。
まず、室内が明るい。雨がビニールを叩く音がしますが、うるさいほどではなく、かえってパラパラと明るい音。それにあまり寒くはない。という、いくつもの好条件が重なって、楽しく作業ができました。
何をやったかと言いますと、先日キュウリを植えたのですが、間違って一昨年キュウリを植えた所に植えてしまったのですが、それでは連作障害が出ると思って、場所替えをしました。
それだけではすぐに作業は終わってしまうので、せっかく仕事着に着替えたことなので、アスパラガスをポットに蒔き足し、去年自分で取ったオクラの種も蒔いてみました。ただし、オクラは出ないかも知れません。自信なしです。ぜひ出てオクラ。おっと苦しいなぁ。
憶良らは今は罷らむ子泣くらむそを負ふ母も吾を待つらむそ
なんて言う和歌を思い出してしまいました。
わが家の栗畑も草が生い茂ってきたので、草刈りをしました。この頃は、今までになかった外来品種らしい草も多くなってきました。それらは、だいたいが自己主張をしています。
ドレミファソラ豆は、アブラムシにやられていたのですが、数回牛乳散布をしたら被害は収まりました。狭い場所にいる虫もあるので、そう言うところも注意して散布しました。しかし、被害の影響はあります。生長が止まったのか、あるいは遅いのか、ほかのものより背丈が低いです。
ズッキーニです。油を使う料理が多くなるので、ちょっと迷っていたのですが、作りたくていたものですから、3株ほど植えてしまいました。経験がないので、どうなることやら、、、。
ある日ある時のメニューの一部です。左はホームタマネギのスライス。かつお節を振りかけて醤油をちょっとかけて食べました。右はキャベツの漬け物。上がエシャロット。味噌をつけて食べます。
要するに、自家製のものをディスプレイしたわけです。もちろん、どれも美味しいですが、それ以上に自分の作品だという満足感を味わえて、何ともうれしいですねー。
家庭菜園は一種の道楽です。一昨日は渓谷を歩いてきましたが、一心に写真を撮っている人がいました。あれも道楽。これも道楽。みんなどうらく。愛の水中花。と、どうして関係のない歌を思い出してしまうんでしょうね。
それで、この道楽は作ったものが食べられるというのが良いですね。料理の趣味も煮ていますね。いや、似ていますね。道楽ですから、ビニールを買ったり、肥料を買ったり、苗とか種を買ったり、多少は機械を買ったりと出費があるのはしかたありません。金に糸目はつけますが、お金は出します。出して悔い無し花いちもんめ 。