かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

生命は隕石が運んできたのかもしれない、という発見が発表されたそうです。

2011-08-12 23:08:15 | Weblog
 このブログは親切というか余計なことというか、その日のブログのネタを色々提供しようと言うサービスが出てきます。例えばお題を提供してみたり、去年の今頃は何をしていた? なんていうような話題で過去登録した写真を出してみたり。まあ大抵は無視して自分の好きなことを好きなように書き散らかすことにしているのですが、今日、たまたま見たそれは、昨年の今頃訪問した、十津川村の写真で、思わず見入ってしまいました。今年は、天川村の有名な日本三大弁財天の一つ、天河神社へお詣りに行こうと思っていたのですが、なかなか時間が取れず、未だ予定が立ちません。本来なら今頃は少し時間ができていたはずなのですが、なんだか色々次々と仕事が入道雲のように沸き立ってきて、休むに休めなくなってきているのです。夏の間に映画の一つも行きたいですし、やりたいことはそれなりにあるのですが、この分ですと動けるのは9月に入ってからになるかも知れません。

 さて、今夜からペルセウス座流星群で夜空が賑わうそうですが、NASAからもびっくりする話が飛び出してきました。南極から回収した隕石に、DNAの構成成分であるアミノ酸のアデニンとグアニン、それに生体内の筋肉組織に含まれるヒポキサンチンとキサンチンが見つかった、という発表です。隕石というと地球に到達しているわけですから、地球上の生物による汚染の可能性もありえると思ったのですが、調べた隕石の大半はその可能性の極めて低い南極大陸から発見されており、それらの有機物が空から降ってきたのは間違いない、という話だそうです。まあ、だからと言って生命は宇宙から来た、という話に短絡するわけではありませんが、窒素と炭素と水素と酸素が原始地球で混ざり合って雷なんかの影響でアミノ酸ができてそれが突然生命に目覚めた、なんていうような宝くじよりも確率が遥かに低そうな話よりも、隕石に乗って飛んできた生命の素が、原始の海で産声を上げた、という方が現実的にありえそうです。
 以前から、生命の源となる物質は小惑星や彗星で形成されているとの説が有力視されてきてるとのことですが、今回の発見はその説をさらに裏付けるものとなるとのことで、今後の小惑星探査などにも影響を与えそうです。「はやぶさ」が行ったイトカワにはちょっとなさそうでしたが、もっと炭素分の多い小惑星を目標にして行けば、宇宙空間でDNAの素を見つけ出すことも出来る日が来るかも知れません。生命は宇宙からやってきた、という可能性のある話。これから夜空を見上げるときも、ちょっと違った風に見えてきそうなわくわくする話でした。

コメント (2)
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