かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

6千人以上の人間が集団行動を取る様を、出来れば現地で見たかったですね。

2011-08-21 22:16:56 | Weblog
 なんだか寒いくらいの気温の急変ですが、やっぱりこのまま秋に突入するんじゃなくて、今週の半ばにはもう蒸し暑さが戻ってくるのだとか。こうして行きつ戻りつしながら夏が終わり秋が始まるのでしょうけれど、最近はその振れ幅がやたら大きい気がして身体に余計に障るように思われます。来週の月曜日は仕事で遠出しなくちゃならないのですが、現地が暑くなっているのか寒くなっているのかで服装を考えねばならず、どうしたものかと今から悩んでいます。来月の今頃だったらもうそんなに悩む必要も無くなっているんだろうな。早く時間が過ぎて欲しいです。

 さて、野次馬根性で注目していた「フジテレビ抗議デモ」、何だかいろんな数字が飛び交っているようで、一説には3万人以上、なんていうのも見ましたが、主催団体代表からの公表数字は6千人と、想像以上の人数が集まったそうです。いえ、仙人でも百人でもそれなりに凄いなとは思うのですが、数千人、あるいはひょっとして1万人以上の人間の集団というのは、やっぱり迫力がぜんぜん違うように感じられます。個人的に、この天気で雨模様っぽいので参加者がグッと減っていたらちょっと残念だな、と思っていたのですが、そんな懸念は見事に吹き飛ばされました。
 それにしても、抗議文の受取拒否なんて、フジテレビ側の対応はどうもギクシャクしているというか、大マスコミの一角とは思えない頑なな了見の狭さを感じさせるものでした。予想外の事態に怯えてパニックにでもなっていたのか、と疑いたくなるほどですが、ひょっとしたら本当にネット世論がそんな力を持ち始めているのかもしれないな、などと思いもした状況でした。マスコミが第3の権力、と呼ばれて久しいですが、そのうちネットが第4の権力として政府やマスコミを監視し、その非道を糾弾して影響力を行使するようになってくるのかも知れませんね。このデモのニュースはどのテレビでも流されていないそうですが、6千人以上ものヒトが集まるだけでも大変な騒動であるのに、それが報道されないというのはどうにも解せません。明日の新聞やワイドショーなんかでは取り上げられるんでしょうか? 見えないモノはないのと同じ、というような態度は、敗戦にひた走りっている現実から目を逸らして本土決戦を叫んでいた旧軍組織とあんまり変わらないように感じます。

 
コメント
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