かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

寝不足が続いて変な夢を見ました。

2011-08-01 22:33:16 | 夢、易占
 今日はかなりの眠気と戦う1日でした。月曜日、ということもありますが、土曜と日曜の二晩続きで不眠気味で、何時間も布団の上であっちにゴロリ、こっちにゴロリ、と転がり続け、なかなか寝付くことが出来なかったのです。主因は昼寝で寝過ぎたからでしょう。土曜日は昼下がりに、本を読みながらちょっと横になったらそのまますうっと眠りに入ってしまって、3時間ほど熟睡してしまいました。昼寝は30分くらいにしないと夜の睡眠に差し支える、という話は、知識としても経験としても十分認識していたので、まず寝ないように、次に万一寝てしまっても30分ほどで起きるように、と心がけていたのですが、その2つの心構えなど窓辺から流れこむ気持ち良い涼風の前には何の支えにもなりませんでした。それなら、日曜日の朝は夜眠れなかった分惰眠を貪り、少し遅目に起きればまだマシだったかもしれませんが、残念ながらこの日は自治会の町内草刈り清掃の日でだらだら寝ているわけにもいかず、ようやく寝付いた、と思った途端に起きて出かけなければなりませんでした。で、その草刈から帰り、シャワーを浴びてお昼ごはんを済ませてひとごこち付いた途端に土曜日同様の眠気が襲来し、また、性懲りも無く寝てしまったのでした。おかげで月曜日は未明までどうしても眠りに入れず、ようやくうとうとと眠ったと思ったら、朝6時のいつもの起床時間になっておりました。合計睡眠時間は十分足りているはずではありますが、このようなあまり寝た気にならない眠りというのはあまり健康的とは言えないでしょう。せめて今夜くらいはしっかりと熟睡しておきたいです。
 というような次第もあったのか、今朝はやたらリアルなんですが、起きてから考えると実に妙なシチュエーションの夢を見ました。

 私は学生時代を過ごした香川県高松市にいます。駅前のビルの一室で開かれた会議を終え、恩師の先生2人と2名の学生?と連れ立って、懇親会に出席すべく繁華街の方に移動していきます。恩師の先生は、大学の研究室を主催していたH教授と、研究室で私が直接師事したK講師の二人です。学生は、文学部の経済コースの二人の男です(これは現在お付き合いしている奈良女子大のイメージが投影されていますね)。高松市にはライオン通、という名前のアーケード街がありますが、そこに移動していると意識しています。天気は生憎の雨です。そんなに強く降っているわけではありませんが、傘なしでは数分で濡れ鼠になりそうな冷たい雨でした。先頭を行くH教授がレインコートに大きなこうもり傘、次に続く私は骨が一本折れて変形した傘を差しています。その折れた部分がなぜか背中に引っかかって、歩くのに少し難儀しています。やがて、H教授が少し寄り道をする、というのでついて行きますと、正面にJRの駅が出てきました。半地下の駅なのか、こちらの道路から幾つかのホームが道路と平行に並んでいるのや、電車の姿が上から覗けるようになっています。一番手前に、新幹線のようなデザインの色合い鮮やかな電車が一編成停まっており、その向こうにも、赤や青のカラフルな電車がそこここに並んでいました。道路と駅は荒い網のフェンスで隔てられていますが、畳1畳位ある大きな看板があちこちにかかっていて、駅の様子はその隙間から断片的にしか覗けません。H教授はあちこち中が見えないか探しています。私は、教授を肩車して上から覗くようにすれば見えるのではないか、と思いつき、先生に提案してみると、早速ソレはいい、ということでH教授の背後にしゃがみ、レインコートをかぶるようにして、教授を持ち上げました。教授は既に80を超え、身体はすっかり軽くなっていましたが、喜んでられるのがわかって私も嬉しく感じました。
 場面が変わりライオン通りのお店に移動中です。学生たち2名は途中ではぐれ、喫茶店に逃げ込んだようでした。そこでH教授、私、K講師の順でライオン通りの隣に平行しているもう一つのライオン通りのお店に行きました(現実にはライオン通りは一本しかありません)。

 ・・・目が覚めてから、ひょっとしてこれはいわゆる「虫の知らせ」とでも言うべきもので、こうしている間にも、K先生(今は教授です)からH先生の悲報が伝えられるのではないか、と恐れおののきました。幸いPCメールにも携帯にもその種の緊急速報はありませんでしたが、念のため易で卦を立ててみると、雷山小過 六五と出ました。小過の卦は易の64卦の中でも大凶クラスで、こういう時に出て欲しくない卦でも1、2を争いそうな卦ですが、変爻が六五だったのが幸いで、「密雲あれど雨降らず」何をなすにも力不足で事態は動きそうにない、という停滞の内容を差します。もちろん吉ではありませんが、少なくとも死命を制するような卦が出たわけではないのでひと安心しました。 
 まあ我ながら非科学的だと思わないでもないのですが、「虫の知らせ」のような何らかの未知の通信手段が人間にはあっても不思議ではなく、単にそれが解明されていないという可能性もあるとは考えております。ゆえにこそ易にもハマり、いつかはそういうことが合理的に説明できる時が来る、と信じてその時を待ち望んでいるのです。
 それにしてもこの夢、一体どういう解釈が可能なんでしょうね。寝不足の妄想と片付けるにはやたらとリアルでしたし、自分の無意識を象徴する何かが表出しているような気がしてなりません。

コメント
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