暑い中ではありましたが、退院後の３ヶ月検診で病院に出向きました。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２４．８℃、昼の最高気温は３３．８℃、五條市アメダスの最低気温は２２．４℃、最高気温は３３．３℃でした。今日も午前中はよく晴れて、昼から雲が広がってくる空模様でしたが、体感される蒸し暑さは昨日以上でした。夕方には暗い雲が広がり、雷がゴロゴロと唸ってきましたので一雨来るかと思いましたが、結局数キロ南西でざっと降っただけで、こちらまでは届きませんでした。降っていればもしかして涼しくなったかも、と思うと少々残念ではあります。

　そんな天気の中、今日は休みを取り、心筋梗塞退院後３ヶ月の検診で入院していた病院まで朝から出向いていました。採血して主治医の診察を受けるのですが、今日は採血の担当の方が大変うまい方で、わかりにくい我が血管をあっさり探り当て、一発で針を入れて痛みも少なく血を抜き取ってくれました。今心臓のために血液凝固阻害作用を持つ薬を処方されていますので、ちょっとしたことで
内出血したりするのですが、その採血痕は実にきれいで内出血の跡も無く、腕の見事さを物語ってくれました。
　この手の技法は経験を積むのも重要ですが、結構天性の感の良さが上手い下手を分け、下手な人はいくら努力を積み重ねても結局絶対に上手な人に並ぶだけの手技の習熟には至らないように思います。おそらくほんのちょっとした注意深さや手先の器用さ、あるいは思い切りの良さとかいくつかの要因はあるのでしょうが、看護学校や医学部などには、痛い目を見る患者の立場としては、学力よりもなによりも、まず感の良いヒトを意識的に集めて教育してほしいと切に願ってやみません。ヒトの肌の下に針を突き刺す必要がある以上は、少なくとも最前線からは下手な人は一掃して欲しいと思うばかりです。いずれはこういうのも自動化されたりするんでしょうかね？　
　ちなみに診察の結果は経過良好、このまま３ヶ月に１度血液検査をして、来年５月にCTを改めて撮り、患部の状況を確認して、薬の処方を検討する、ということになりました。まあとりあえず一安心ですね。