かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国から謎の種子が送りつけられてくる事例が増えてきているのだとか。目的が不明なのは実に不気味です。

2020-08-04 19:27:35 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.5℃、昼の最高気温は35.3℃、五條市アメダスの最低気温は21.9℃、最高気温は34.7℃でした。今日は朝のうち雲が広がり薄曇りの天気でしたが、昼前にはすっかり晴れ上がり、暑い日差しが燦々と容赦なく降り注ぎました。そのために気温がぐんぐん上がり、奈良市では猛暑に、五條市も猛暑一歩手前まで行きました。ただ、私は出張でならに居なかったのでその暑さにまともに対峙することはなく、奈良に比べ3℃弱低いところで仕事をしておりました。同じ西日本でも山の中の盆地と海沿いの街では随分と過ごしやすさが違います。

 さて、最近中国から無断で正体不明の植物の種子が送りつけられてくる事例があるのだそうです。少し前にアメリカで騒がれだし、ついで日本でも事例が見つかって、安易に播いたり育てたりしないよう注意が呼びかけられています。どんなキワモノな怖いものが入っているのかと思いきや、アメリカの農務省の調査によると、送られてくる種子は、ミント、ラベンダー、ローズマリー、セージ、ハイビスカスといったハーブ類や、キャベツ、トマトといった野菜、朝顔、バラなどの花の種で、特に怪しいものや危ないものは入っていない模様です。ただ、あくまで今のところ、という但し書き付きで、ひょっとしてひょっとしたら有害なものや遺伝子組み替え植物などによる農業テロの可能性も否定できないとしています。ではなんのために送られてくるかと言うと、架空の売上で売上高をアップさせ、更に高評価のレビューを捏造することで販売する者の評価を高めるブラッシング詐欺という類の行為ではないかと推察されているそうです。国際郵便と言っても種子のように軽くて小さいものは国内便と比べてもさほど高くない送料で世界に発送できるので、このような行為に及んでいるのではないか、との話でした。
 日本の農林水産省でも「けして植えるな」との注意を喚起しており、万一届いても無視してゴミとして捨てるのが正しい行動のようです。
 それにしても、種子によるブラッシング詐欺なんてもっと以前からあっても不思議ではなさそうな手口ですが、今になって増えてきているのはなにか理由があるんでしょうか? なにか別の作戦のための前段階の調査だったりとかシヤしないだろうか? などと妄想をたくましくしそうですが、きっと実際に届いてみたら不気味では済まないほど不安にかられることでしょうね。うちには届かないことを祈りたいです。



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