台風接近が雨を呼ぶのか？ ついでに気温を下げて秋を呼んで欲しいものですが。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２５．５℃、昼の最高気温は３７℃、五條市アメダスの最低気温は２３．７℃、最高気温は３５．８℃でした。８月も明日で終わりというのにまだ体温を超える気温を記録するなんて、今年の夏は一向に終わる気配が見えません。ただ、空気は確実に変わってきて、不安定化しているようですね。今日は、昨日のこともあったので昼過ぎから天を警戒していたのですが、案の定１５時過ぎに雷が聞こえてきて、１７時に一発ピカッと光った半瞬後に轟音が鳴り響き、近所に落雷したのを合図に、どっと雨が降ってきました。強い雨は１０分ほど、弱い雨が１時間弱で程なくやみましたが、雨の時間や強さを考えると多分１０ミリも降っていないでしょう。これで５日連続の夕立ですが、ただかなり局地性が強く、近所の降雨計にも記録が残りませんでした。ほんのちょっとしたことでズレて降ったり降らなかったりしているのかと思うと、これは運がよいと言ってよいのかどうか、少し悩むところですね。
　なお、気象庁の天気予報によると明日明後日も似たような天気で明々後日２日からは、信頼度C判定ながら３日ほど雨のマークが並んでいます。多分台風の影響が読み切れないということなのでしょうが、気象衛星の画像を見ていると、台風絡みの雲が紀伊半島沖からこちらに向けて北上してきているように感じられますし、Windyを見てみたら、なんとこの３日か４日には紀伊半島の沖合に台風が発生（１０号？）、そのまま育ちながらまっすぐ北上してきて、６日の日曜日にはこちらに直撃コースでやってくるような予報になっていました。気象庁の方にはなんの情報も無いみたいですが、この予測がそのとおりになるのなら、どうやら今週は週末にかけてかなり大きく荒れる天気になるかもしれませんね。
　一方で秋雨前線が青森県あたりに横たわっており、北側の北海道では異様に気温が下がり、十勝地方では最高気温１１℃という低温になっているところもあるのだとか。少しその冷気を分けて欲しいこのごろですが、とにかくこの秋雨前線が南下してきてくれないことには夏が終わりませんから、是非早めに降りてきて欲しいものです。