かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今更転向してもなあ、とも思いますが、これから少しはマシになっていくのかも、と期待するよりなさそうです。

2020-08-26 18:51:12 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は25℃、昼の最高気温は36.5℃、五條市アメダスの最低気温は21.2℃、最高気温は35.4℃でした。今日も昼間は暑かったですが、昼前から雲が多くなり、日が陰る時間が次第に増えてきました。ただ、昨日もそんな様子で結局雨は降らずじまいに終わったので斜に構えておりましたら、今日は18時過ぎに南から広がってきた夕立雲が頭上まで届き、ほんの20分ほどでしたが、一時はかなり強めに雨が降りました。今、窓から流れ込んでくる空気がひんやりして心地よいですが、これで今夜はかなり快適に眠ることができることでしょう。
 それにしても、奈良市でも17時に31ミリの猛烈な雨を記録したのに、気温は16時の30.6℃から27.9℃へと、下がったのはわずか3℃未満。五條市なら10℃近く下がったでしょうに、一体奈良市のどこにそんな熱がたまるのでしょうね?
 一方、明日は今日よりも雨が降りやすい天気のようです。これで少しは昼間も涼しくなればいいのですが、今日の週間予報を見る限り、本格的に気温が下がってきたなと意識できるのは、9月に入って更にしばらくたってからになる様子です。

 さて、熊本県の蒲島知事が、今日の記者会見で従来の脱ダム方針を撤回、球磨川の治水対策として、自身が反対してきた川辺川ダムも選択肢の一つだ、と記者会見で発表されました。昨日熊本県では、県庁で豪雨被害検証委員会が開かれ、国土交通省から川辺川ダムが建設されていれば、球磨川の流量は4割減少していた、という試算が公表されたばかりです。ダム反対派の人達からしたら裏切られた形の知事の転向ですが、今から改めてダム建設を、と運動しても果たして実際に出来上がるのはいつになることか。それまでに水害が再び発生したらどうするのか、ダムがない現状で次にあるかもしれない被害をどう軽減するのかを考えておく必要があるように感じられました。しかし、そもそも知事に当選されたときから「ダムに頼らない治水」について真剣に考えていたら、やっぱりダムしか無いか、と早い段階で気づけたのではないのでしょうか? 結局ヒトが死に家が流れ人々の生活が完膚なきまでに破壊されてみない事には動き出せないという、行政や政治の悪い面が浮き彫りになった災害だったように感じました。これから台風が頻発する季節、応急でも何でも良いのでとにかく今早急にできることは何か、考えておいたほうが良いと思います。

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