観光旅行は推進してお盆の帰省は規制するというのはさすがにいい加減過ぎると感じます。

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は２２．４℃、昼の最高気温は３２．６℃、五條市アメダスの最低気温は２１．２℃、最高気温は３２．６℃でした。今日は朝からよく晴れました。昼からは雲が多くなり日差しが閉ざされる時間も伸びてきましたが、総じてまずまずの夏日和だったと思います。洗濯物もまたたく間に乾きましたし、梅雨明けして一番良かったと思えるのはこの高速乾燥ですね。
　
　さて、経済再生担当大臣が、お盆の帰省ラッシュなど８月の大移動を踏まえて、その移動を制限するのかどうか、次回の新型コロナ対策分科会で専門家の意見を聴取するとの考えを示しました。東京や大阪、名古屋など大都市圏での第２波を疑わせる感染者数増加を踏まえての意見のようですが、かたや観光振興のためのGO TOキャンペーンを推進しているのを見ていると、お盆のようないわゆる書き入れ時にヒトの移動を制限しようと目論むのは矛盾した話に感じられます。ヒトの移動が危ない、やばいと認識されているのならGO TOも一旦凍結すべきでしょうし、行ける、大丈夫、と思うのならお盆の大移動も放置するのが筋というものでしょう。分科会で専門家のご意見がどう出るのかは判りませんが、片方を制限して片方を振興する、そんなちゃらんぽらんな結論を出して混乱を招くことがないように願いたいものです。
　奈良県下でも過去最多を更新する１９名の感染確認されたそうですが、お盆で都会から田舎にヒトが移動したらウイルスが拡散するのかどうか。そもそもの中国による春節のウイルスばらまきを考えると、やっぱり危ないように感じられるというものですが、さて。