新型コロナウイルスは、今、危険度は超級なのか並級なのか、どうも公の情報が少なすぎるような気がします。

　奈良市の今朝の最低気温は１．５℃、昼の最高気温は１２．２℃、五條市の今朝の最低気温は−２℃、昼の最高気温は１３．５℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がり、そのまま夜になりました。昼間は穏やかで暖かな南からの微風があり、上天気もあって数字以上に戸外が暖かく感じられ、早くも春の訪れ？　と思いたくなるような天気になりました。まあ流石に年明け早々に春は無いにしても、クリスマス寒波を見ても寒くなるのが早すぎましたし、今春は思いの外早めに訪れるやもしれません。厳しい寒さもあと１ヶ月半くらいかも？　と気を引き締めて春を待ちたいものです。

　さて、今度はウイルスとの共生でも目指すのか、ゼロコロナ政策を止めた中国ですが、中国の河南省地方政府が、省内人口の８９％が新型コロナに感染しているとの水系を発表しました。そもそもからして数字が信用できそうにない政府発表よりは信頼の置けそうな数字な気もしますが、中国人がなんの目的もなくただ数字を公表するとも思えませんので、河南省政府首脳陣がこの数字の発表で何を狙っているのかが気になるところではあります。国内の政治闘争なのか、中央政府に対する陳情の一種なのか、識者がおられるならその目的の推察について報道して欲しいと思います。
　それにしても中国で生まれて世界に広がり、また中国で爆発的な流行を見せる新型コロナウイルスとの戦いは、今後どうなるんでしょうね？　我が国でも第８波の死者数は第７波を超えたとの発表がありましたが、一方でインフルエンザウイルスよりも死亡率は低いとか同等とかいうような話も目にしたように記憶していますが、果たしてこのウイルスはまだ恐るべき殺人ウイルスなのか、はたまた例年の風邪位にまで脅威度がダウンしているのか、信頼ある機関、この場合はやっぱり国・政府だと思いますが、そういったところから確かな情報を発表する必要があるんじゃないでしょうか？　中国からの来日客に対して水際防御で空港での検査体制を強化したりしているのを観るとまだまだ怖いものと認識しているようにも感じられますが、今ひとつ情報発信が無いように見えるのが残念です。これなら、情報を出さないように見えたために失権した前総理よりも情報出しの少ない・無い内閣になってしまいそうです。