かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今の共産党で党首交代がありうるのか、それがもし党員による選挙でとなると、これは一大政治ショーになりそうですね。

2023-01-21 19:16:41 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温はー0.2℃、昼の最高気温は7.8℃、五條市の今朝の最低気温はー1.8℃、昼の最高気温は6.3℃でした。今日は日中はほぼ晴れており、日傘している間は結構ぬくもりを感じましたが、徐々に雲が増えて15時過ぎにはすっかり日が陰りがちになっていました。一方南の空を見ると昼前くらいから分厚い雲が蟠っているのが見えており、多分南部の五條市はほとんど日が差さなかったのではないかと思われます。明日も京都に多様な天気になるようで、今季最強と言われる寒波は明後日週明けからになります。灯油の在庫がそろそろ心もとないですし、明日にでも買い増ししておきませんと。

 さて、共産党員の松竹氏が都内で記者会見し、日本共産党で党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」を導入するように、との主張を述べられました。その本旨は、共産党が野党と共闘して与党と対決していくには、国民にある「共産党とは異論の存在を許さない『怖い』政党だ」という認識を改めてもらい、その不安を和らげねばならない、そのためには議論をオープンにしてイカねばならない、その第一歩が「党首公選制」、なのだとか。導入の暁には、自分も立候補されるのだそうです。
 これに対し、共産党内から批判が出ており、機関紙「赤旗」でも松竹氏は党規約に違反している、党首公選制は党内に派閥・分派を生み出す、と批判する記事が掲載されました。
 共産党も、中央はともかく地方では割とまともに頑張っている人が多い、と私などは思っておりましたが、最近はいろいろ不祥事も目立ち、劣化が進んでいるようにも見えます。中央は中央で22年もの長きに渡って君臨する絶対君主制が如き体制で、そのポスターにあるような「自由と平和」からは随分と遠いようにも感じられましたが、結局この松竹氏を巡る混乱ぶりを観る限り、日本共産党は「怖い」組織で民主主義とは相容れないんじゃないかと思わざるを得ませんでした。これが、松竹氏一人の奇矯な行動として切り捨てられるのか、はたまた賛同者が燎原の火のごとく広がって共産党を改革していくことになるのかは判りませんが、明らかになにかの変化が生じつつあるような気も致します。この流れが、社会党のような衰退消滅への加速となるのか、復興・隆盛へとつながっていくのか、ここ5年10年の様子を観ていきたい気がします。

コメント
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