奈良市の今朝の最低気温は1.8℃、昼の最高気温は9.3℃、五條市の今朝の最低気温はー1.3℃、昼の最高気温は8.3℃でした。今日は朝のうちは不機嫌そうに曇っていましたが、雨になることはなく、午前遅くになって青空が見えて、昼頃には快晴になっていました。ただ夕方には薄い雲がまた空一面を覆いましたので、なかなか好天気が続かないようです。明日も曇り時々晴という予報で、今ひとつすっきりしない空模様になる模様。まあ冬ですし、こんなものかもしれません。
さて、一昨日の15日の日中にネパールで墜落した旅客機の映像がネットに出ています。一つは外から旅客機を観ていたもので、左主翼が急激に不自然な下がり方をして横滑りしながら落ちていく姿を捉えたもので、墜落の前後の様子は建物に遮られていたのか映ってはいませんでしたが、飛行機の姿が見えなくなってから程なくして墜落の爆発音のような音が聞こえてきます。もう一つが実に衝撃的な映像で、機内の左側の窓際の乗客が、高度を落とし着陸しつつある様子を窓の外の景色や機内の様子を撮影していたもので、ネット情報によるとその様子をFacebookライブでリアルタイムに配信中だったそうです。恐ろしいのは、本当に墜落5秒前くらいまでは機内の様子は明るく笑い声も聞こえておりなんの問題もなさそうなのですが、その直後にカメラが前の座席の背の部分でも写しているのかピントがぼやけて白っぽい何かが見えるだけになり、その直後から焦った男性(撮影者?)の声と女性らしき悲鳴、機内の混乱の様子が伝わったかと思ったら画面がオレンジに染まったり黒や白や赤になったりと短時間に目まぐるしく変化しながら衝撃的な破壊音が聞こえ、やっとピントが合ったと思ったら、瓦礫っぽい黒い影とその向こうに燃え盛る火が上がっているのが見えるという絶望的な映像になっていました。本当にあっという間の出来事で、いくら飛行機事故は離陸着陸のときに起きやすいと言っても、視界も良好な快晴の青空を飛んでいてこんな事故になるとはちょっと信じがたい様子の事故でした。まあ現場はヒマラヤ山脈のすぐ近くで気流が危なっかしいところだそうですから、映像を見ているだけでは判らないような瞬間的な何かがあったのかもしれませんし、整備不良も珍しくないらしいネパールの飛行機とのことですので、機体に致命的な何かが生じたのかもしれません。あるいは操縦士になにかあったのか。乗客68名、乗員4名全員が死亡という痛ましい事故になりましたが、ブラックボックスが回収され事故原因について解析が行われるとのことですので、できればそれが判明した際には事故の原因や概要について海外にも報告をして欲しいものです。