かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

たかだか初詣のような季節行事一つでよくそこまで盛り上がることができるな、さすが野党第一党の党首だ、とは思いませんでしたが。

2023-01-07 21:04:07 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−0.2℃、昼の最高気温は11.1℃、五條市の今朝の最低気温はー2.9℃、昼の最高気温は9.7℃でした。昨日の天気予報が雨で午前中から高い降水確率だったためてっきり朝から雨だと思っていましたら、思いの外良い天気でこれは天気予報が外れたか? と思いました。結局、だんだん雲が増えてきて午後には厚い雲が出てくるようになり、午後遅く15時過ぎになってようやく雨が降ってきました。ただ、雨の時間はそんなに長くはなく、少なくとも日没の頃にはすっかり止んでいました。ひょっとしたらまた降ってくるのかもしれませんが、この様子だと明日は天気予報通り天候が回復しそうです。

 さて、先日、立憲民主党の泉代表が、初詣に近所の乃木神社に参拝したという内容の投稿をツイッターに上げたところ、前川喜平・元文部科学事務次官はじめ、それなりに多くの人が「明治天皇に殉死した長州閥の軍人を神と崇める行為(前川)」というような内容で猛烈に批判したのに対し、それに対する反論や批判、揶揄する声がネット界隈に木霊するという展開になっています。反論の根拠は「信仰の自由」、「軍人で祀られているのは乃木将軍だけじゃない!」等々となっており、両者の主張は全く噛み合わないので議論が成り立っておらず、単なる批判非難の応酬に終止しているように見受けられます。
 私個人はこの泉代表のツイートを見た時、「立憲民主党の人が乃木神社に参拝に行くの?」と素朴に疑問に感じました。先鋭的なヒト達のように非難する気は毛頭無く、ただ純粋に乃木将軍を祀る神社に不通に参拝されたことが不思議に思え、ひょっとして昭和史は気になっても明治・大正史は気にしないのかしらん? と思ったのでした。それよりも不思議に感じたのは、泉代表がそれら自分たちのコアな支持層と思われるヒト達に謝罪したり弁明したりするのではなく、真っ向から反論したことでした。だから見直したとか見下げ果てたとかではなくただただ不思議に思っただけで、何に対しても噛みつかずにはいられない同志よろしく、批判されたこと自体に反射的に反論されたのだろうか? とも思いました。
 それよりも、既に数日が経過していますが、この件について立憲民主党の他の議員さんたちは、自分たちの代表がなした行動や言動に対してなにかコメントしたりしないんでしょうか? 非難なり擁護なりあってもよかろうと思うのです。

 ちなみに個人的には、思想と信仰は別モノでいいんじゃないかと思います。宗教をアヘン呼ばわりしてそもそもその存在を認めない輩ならともかく、それ以外については何をどう信仰しようと、「鰯の頭も信心から」というようなものです。まあそんなことよりも、そもそも日本人がやる初詣にそこまで真摯に語り合わねばならないほどの宗教性があるのかすら疑問じゃないかと言う気がします。
 前川氏に対しては、軍人を祀る神社は坂上田村麻呂くらいからこっち日本全国に多くの人が祀られた神社があまたある中で、どこに線を引かれるのかと聞いてみたい気はします。それら全部を否定されるのか、歴史じゃなくて天皇陛下に殉死したから駄目というのなら、じゃあ楠木正成(湊川神社)とか田道間守(中嶋神社とか橘本神社)も駄目なのか、とか。

コメント
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