奈良市の今朝の最低気温は−2.2℃、昼の最高気温は7.8℃、五條市の今朝の最低気温はー4℃、昼の最高気温は7.8℃でした。今朝は昨日よりも冷え込みましたが、道路の状況がまるで違っていました。カーブミラーは軒並み凍りついて全く用をなしていませんし、道路もアスファルトに白い霜状のものがびっしり着いていて、うかつに踏み出せばつるりと滑ってコケてしまいそうです。車も、カーポートの下においてあるのにフロントガラスの下1/3くらいが凍りつき、すぐには発進できませんでした。この冬の寒さを象徴するかのような1月最後の日の冷え込みでしたが、昼間は快晴の青空から燦々と日射が届き、日陰は刺すような冷たさが残る空気感でしたが、日向ではポカポカとした陽気が眠気を誘う、春間近を感じさせる物がありました。明日の昼間は更に気温が上がるようなので、花粉の飛散に注意が必要そうです。
さて、三重県四日市市役所が全国を対象に年収1千万円の任期付職員を一名募集したところ、147名の応募があったと発表されました。147名の候補者については、今後書類選考やプレゼン面接を経て、2月下旬には合格者を出す予定とのことです。この募集の目的は市民税の流出が続くふるさと納税へのテコ入れで、ふるさと納税の新規返礼品の発掘・開発や、寄付額増収に向けた企画立案、企業版ふるさと納税の開拓などが狙いだとか。任期は1年で5年まで延長可能とのこと。応募は経験豊富な50代、60代が多くを占めていたそうですが、さて、うまく目的の人材を発掘できるかどうか。
それに、仮にうまく素晴らしい人材を選ぶことができたとしても、今度はそのヒトを市役所が使いこなせるかどうかが問われます。その一人をどんな地位につけてどれだけの権限を渡すのか、誰が上司となり、部下は何人つけるのか、1千万円でせっかく雇ったヒトに、議会答弁書とか書かせたりしたら宝の持ち腐れでしかなくなるでしょうし、給与で差がつけられる他の職員のモチベーションをどう保つのか、関係する他の部署との連携構築や、市議会との折衝とかもあるでしょうから、なかなか簡単には行かないかもしれません。とは言え何かしていかないとジリ貧になる現状を踏まえると変化を求めたくなるのも判ります。四日市市のふるさと納税が今後どう変わっていくのか、注目しておきましょう。