かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

結局今効果的に対処することができないのなら、非難するばかりでなく対策をこそ練るべきでしょう。

2023-01-18 19:42:17 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は4℃、昼の最高気温は9.3℃、五條市の今朝の最低気温は3.1℃、昼の最高気温は9.1℃でした。今日は朝のうち曇り、その後日が差しましたが程なくまた曇り、夕方前にはかなり本格的な雨が降ってきました。今日は雨降りの予報ではなかったので、この降雨にはかなり驚かされました。明日はまずまずの晴れの天気になる予報ですが、この分だとあまり鵜呑みにしてはいけないかもしれません。最低でも折りたたみ傘の一つは手荷物の中に入れておく必要がありそうですね。

 

 さて、 れいわ新選組による参議院議員議席の1年交代ローテーションについて、ネットでも随分と話題になっています。参院比例区で当選した水道橋博士議員が心身の不調を理由に辞任するのにあたり、比例区の候補者5人を次々と議員に擁立していくという山本太郎代表のやり口に与野党からも随分と批判が集まっていますが、個人的にはまあ面白いことを考えるものだ、と少し感心してしまいました。政治家として未熟な候補者たちにとって、たとえ1年でも議員として活動する機会を得られるというのは貴重な経験になることでしょうし、山本代表が自分たちの候補者を次の選挙のために鍛えようと思ったのなら、実に使い勝手の良い法の抜け穴を見つけられたものだと思います。

 代表の考えや行動、言葉には全く同意できるところがなく、個人的に自分の1票をこの人達には絶対に入れる気はないのですが、こんな脱法方法を見出して躊躇なく実践しようという生き汚なさというか勝てばよかろう精神というか、その突き抜けた行動力だけは評価してもいいんじゃないかと今回の件をみて思いました。
 非難する部分は非難するとして、少なくとも山本代表のやり様は、法の不備な部分、盲点になっている部分をあぶり出すのにちょうど良い機会を提供してくれたのではないでしょうか? この男をうまく活用すれば、このような今まで誰も気づかなかった、もしくは気づいていてもやろうとは思わなかった法の抜け道を顕在化できそうで、バグ取りには最適な存在なんじゃないでしょうか? そうして問題が顕在化したならその対策を検討し、問題の穴を埋めるべく法律を変えて行けばいいのです。まさに法家の研究者の方々なり、立法府で働く議員の先生方なりがその役割を果たす絶好の機会を提供してくれているといっても過言ではないんじゃないかと思います。非難されている方々、中でも政治家と言われる方々には、非難が終わったら是非、だったらどうするんだ? ということを、真剣に考えていただきたいです。 そうして一つ一つ丹念に穴を塞いでいけば、やがてふざけた輩も逼塞せしめることが叶うのではないでしょうか?

コメント
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