かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良県のような田舎でも起きるんですね、車20台の多重衝突事故なんてものが。

2023-01-12 19:26:18 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は−1℃、昼の最高気温は15℃、五條市の今朝の最低気温は−2.5℃、昼の最高気温は16.8℃でした。昨日に続いて強烈な冷え込みになりましたが、数字の上では少し控えめになりました。とは言え、氷点下まで行けば十分きつい冷え込みと思います。一方で昼間の気温は昨日を凌駕する暖かさで、昨日同様の上天気の下、燦々と輝く日差しを受けていると室内より外のほうがよほど暖かく感じるという逆転現象が生じていました。もうこのポカポカ陽気だけ感じていると春近しという感じですね。実際にはまだ1月半ばでまだまだ冬本番はこれから、という風なのですが、過去には、2007年、2013年、2016年といった年は、1月に異様に暖かい日があって、2007年など1月に冬眠から目が醒めてしまったカエルが溝で泳いでいた、なんていう記録までしていました。それからしたら、これらの年と同じような形で今年の春は始まりそうな気も致します。ちょっとそれぞれの年の2月3月の記録を読み返しておいたら今後の天気の移り変わりがみえてくるかもしれませんね。

 さて、暖かいせいなのかどうか知りませんが、奈良県を走る数少ない高速道路の一つ京奈和自動車道で、車20台が巻き込まれる多重衝突事故がありました。場所は南の五條市、御所市から走ってきた京奈和道が橿原バイパスへと一旦地上に降りる地点で、渋滞していた車列に後ろからタンクローリー車が突っ込んできたのだとか。幸い死者はなく、怪我をしたヒトも比較的軽傷と報道されていましたが、自分もよく通る場所で大規模事故と聞くと、なかなか肌に粟立つものを覚えます。
 この道は東西を走る大和高田バイパスー南阪奈自動車道と交差するところで、現在一旦下に降りなくても相互に行き来できるように橿原JCTを設置するべく工事が進行中の場所ですが、そのためかやたら作りが複雑になっていて、通り抜けるときには非常に気を使います。特に高速を降りるスロープの右側に並行して近鉄南大阪線を跨ぐ一般道の高架橋のスロープがあり、お互い同じところに出てきますので、京奈和道から大和高田バイパスの東向きに入りたい車は右横の一般道からくる車に注意を払いつつ、200m無い位先の交差点までに右端まで移動しなければならないという罰ゲームが待っています。高速道が整備されるまでの経過措置とは言え明らかに欠陥のある作りだろうと思うのですが、基本、京奈和道側はほぼいつも渋滞しており、南からここまでどれだけ軽快に走ってきても、降りる際には500mから1キロほどの渋滞を覚悟しなければなりません。そのためか構造の割には事故もなくここまで来たみたいですが、今回ついに恐れいていた事態になったと言うことなのでしょう。
 タンクローリー車が渋滞に突っ込んだ原因はまだ不明ですが、見通しはそんなに悪くないですし普段走っているヒトなら確実に渋滞していることを織り込んで走るでしょうしそうでなくてもかなり前から注意を促す掲示板も出ています。流れ自体も近づくに連れどんどん遅くなっていきますから、渋滞に気づかなかったということは無いと思われます。一体何があったのか、近所の利用者としては是非解明して欲しいところです。

コメント
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