かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

明日、南米上空3600キロを小惑星が通過するそうですが、それだけ近くても素人には見えないのでしょうね。

2023-01-26 19:24:38 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温はー1.6℃、昼の最高気温は5.2℃、五條市の今朝の最低気温はー3℃、昼の最高気温は5.3℃でした。今日は朝のうちは暖かそうな日差しが観られましたが、雲も多く、一時は暗くなって雪が舞い散るような寒々しい一日になりました。職場の片隅に猫の額ほどの池があって普段はメダカとかエビとかが泳いでいるのですが、その池の水が全面結氷し、氷の厚さもヒトが乗っても大丈夫じゃないか? というくらいに分厚くなっていました。それが一日解けずにいるくらい、今日は寒かったです。そうはいってもとりあえず先日の寒波は峠を超えたようですが、もう早くも次の峠が迫ってきており、土曜日には頭上上空5000mにー30℃の極寒気が入り込んでくる予報です。どうやらまだまだ簡単には済まず、厳寒と雪への警戒を続けねばならないようです。

 さて、NASAが、明日の午前に幅が推定3.5~8.5m、ちょうどマイクロバスくらいの大きさの小惑星が、南米の南端上空3600キロまで接近して来ると発表しました。明日の午前は日本時間で、現地時間だと26日午後ということになるそうですが、静止衛星軌道が36000キロですから、その1/10の距離までちょっと無視できない大きさの小惑星が通過していくというのはなかなかにスリリングな驚きです。記録上では最も地球の近くを通り過ぎる小惑星だそうです。もともとは359日で太陽の周りを回る小惑星だったそうで、地球の軌道と似たところを飛んでいたようですが、今回の地球最接近で地球の重力の影響を受け、周期が425日に変化する見通しなのだとか。地球の重力カタパルトでスイングバイして加速するのかと思ったのですが、そうではないのか、あるいは加速したために軌道が外側にずれて日数がかかるようになってしまったのか、報道の内容だけでは不明ですが、まあ地球に落ちてこないそうなので、まずは一安心です。それにしても、これからもこの手のニアミスは出るのでしょうし、いずれは不幸な衝突もあり得るのでしょう。それをなんとかしようという研究も進められていますので、映画のような破局的展開は迎えずに済むよう祈りたいです。

 

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