奈良市の今朝の最低気温は2.2℃、昼の最高気温は14.8℃、五條市の今朝の最低気温は1.5℃、昼の最高気温は17.7℃でした。昨日に続いて今日も温かい一日になりました。朝の冷え込みも少しだけ緩み、午前中は日差しもあって気温が急激に上がってきました。ただ午後は早くも雲が広がり、夕方には雨が降ってきました。そして今、日没後以降、雨が降り続いています。雨になるのはもう少し遅くなるんじゃないかと思っていたのですが、思いの外早かったですね。雨雲レーダーで観てましたらみるみるうちに雨雲が四国中国地方を横断して大阪にかかり、生駒山を超えて奈良に雨を運んでくるのがよく判りました。天気予報によると明日も一日雨で、回復は午後遅くになりそうです。わざわざ雨の日に出かけるのも億劫なので、明日は一日ゆっくり引きこもり生活ですね。 さて、マツダがロータリーエンジンの車を復活させた!とネットニュースで話題になっていました。ベルギーで行われているブリュッセルモーターショーで公開されたモデル『MAZDA MX-30 e-SKYACTIV R-EV』という車ですが、この車、今までのロータリーエンジン車と違い、エンジンで生み出した運動で走るのではなく、エンジンはあくまで発電機として扱われ、17.8kWhのリチウムイオンバッテリーでモーターを回して車を走らせるというプラグインハイブリッドモデルなのだそうです。それでもロータリーエンジン車と言っていいのか、個人的には疑問な感じも無きにしもあらずですが、11年ぶりにロータリーエンジンが車に乗っかるのは事実ですし、燃費の悪さという弱点も発電用途で出力変動を少なくして回せば結構伸びそうですし、「SKYACTIV」と名前がついていますからエンジンについても従来のロータリーエンジンよりもいじってあるかもしれませんし、50Lの大容量燃料タンクを積んでいますから、それ相応な距離を走ってくれそうな感じはします。折からの厳冬で完全バッテリー駆動の車の弱点が顕在化している今、こうして燃料で動くエンジンが付いている車というのは一定の安心感がある仕様といえそうです。将来的にはいずれ燃料が水素に替わるのかもしれませんね。水素エンジンは日本の独壇場らしいですし、環境にうるさい欧州人も水素燃料には文句も言えないでしょう。 まあなんにせよ、日本の製造業が元気だというのは良いことです。是非これからも面白そうな車を作って行かれることを祈っています。
