かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

我が国のテレビの歴史は、NHKに始まりNHKで終わるのかもしれませんね。その終焉は是非見とごけてみたいものです。

2023-01-05 19:16:07 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は2,6℃、昼の最高気温は8.8℃、五條市の今朝の最低気温は2.3℃、昼の最高気温は9℃でした。今日も昨日とほぼ同じ、一日曇り空の天気でした。たまに日差しが出るのもそっくりですが、朝だけは少し暖かめだったように感じられます。相変わらず、上空では北西の季節風が強めに吹いているようで、鈍重そうな黒雲が思いの外林速度で東に向け流れていました。幸い今の所雪になることは無さそうですが、土曜日の悪天候は変わらず予報されていますので、この日は雨か雪が降るのでしょう。せっかくの三連休初日ですが、致し方ありませんね。

 さて、今朝出勤中に聞いていたラジオ番組で、今年のNHK紅白歌合戦は史上2番めの低視聴率で終わったのだそうです。それでも30数%といいますから相変わらず観る人は観る番組のようですが、興味深いのは民放の視聴率で、CMに入るたびに民放の視聴率が下がり、紅白の視聴率が上がるという話でした。民放は視聴率を武器にCMとして企業からお金を出してもらうことで経営を維持しているのに、そのCMが視聴者が観ないようにしており、その間はNHKを観るというのです。これは、民放のビジネスモデルが崩壊しているということだろうと思いますし、その崩壊原因がNHKにあるという意味でもあろうかと思います。一方、視聴率は視聴率としても、そもそも視聴者の数が昔とは大きく変化しています。ラジオでは、視聴率1%が50万人(?)に相当、なんていう話をされていたと思いますが(数字はうろ覚えです)、それだと合計5千万人の視聴者がいることになります。一昔前ならそれくらいは居るだろうと容易に信じられたのですが、今は本当にそんなにいるのか? と疑いたくなる位、テレビを観る人が減ってきているんじゃないでしょうか? その原因としてよくネットなどの他の娯楽が台頭してきてテレビの視聴時間を食ってしまっているからだ、というような話がまことしやかに出てきますが、NHKが映らないテレビ(要するにただのモニターですが)の人気ぶりがニュースになるほどNHKの受信料が槍玉に挙げられているところを見ると、テレビ離れを促しているのはNHKであると言っても過言ではないように思えます。つまり民放は、これまでのビジネスは破壊されるは、そもそもの顧客の数自体を減らされてしまうはで、NHKに滅ぼされようとしていると言えるでしょう。そして、テレビ離れが究極に進めばNHK自体も滅ぶと言う、そんな時代が近々やってきそうな感じです。
 まあ我が国のテレビはNHKが先鞭をつけて始めたことですし、最後もNHKが自ら引導を渡すことになるのだと思えば、それはそれで良いのかもしれません。もし叶うことなら、どうせ滅びるなら徹底的に華麗に滅んで欲しいですし、その日をこの目で観てみたいですね。

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