かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

5400mの海の底に眠る航空母艦赤城の艦首に今も燦然と菊花紋章が掲げられているのは感動的です

2023-09-11 20:16:24 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は22.7℃、昼の最高気温は28.5℃、今朝の五條市の最低気温は21℃、昼の最高気温は26.4℃でした。今日は朝のうち日差しがありましたが程なく曇りとなり、昼前には雨が降って来て気温が3−4℃下がり、そのまま上がること無く夜を迎えました。最高気温も記録したのはまだ日差しがあった10時ころのもので、その頃は今日は蒸し暑くなりそうだと思っていましたが、結局寒々しいひんやりとした一日になってしまいました。数日後にはまた最高気温34℃が予想されており、厳しい残暑となるのは確実視されているので、今あんまり気温が下がりすぎて身体がそれに慣れてしまうと、このあと来る暑さにへの対処が難しくなるので、程々にしておいてほしいです。

 さて、SNSにおいて、ミッドウェー海戦で沈んだ航空母艦「赤城」の海中写真がしきりにアップされていたので気になって調べてみましたら、「Nautilus Live | Channel 1 Stream」というYouTubeの番組でこの4月から配信されていた映像のようですhttps://www.youtube.com/watch?v=wUz1Vb7I2DU。赤城自体は、4年前に5千4百mの深海に沈んでいるのをポール・アレン氏の調査チームが発見・報告されていますが、その近接映像が撮影・公開されたということなのでしょう。光がなく、透明度が低い深海底での撮影で、艦体に近づいた際の撮影用の光の届く範囲しか映らないため、どうしても映像はアップになって全体像が把握できませんが、それでも特徴的な鋭い形状の艦首やそこに燦然と今も失われいない菊花紋章が映っていたりするのが実に印象的でした。映像中の言葉は当然英語なのでさっぱりわかりませんが、所々で「アカギ」と言っているのが聞こえるのも、なんともリアルで良い雰囲気です。

 航空母艦赤城は、子供の頃1/700の模型ウォーターラインシリーズで作って、大和とほとんど変わらない長さの艦体の大きさに驚いたことがあります。竣工当時の三段空母から本格空母に改造後も20センチ主砲を装備していたり、連装高角砲を片舷3基づつ計6基をバランスよく備えていたり、左舷中央に乗った小さな艦橋など、実用面はともかくとしてとにかく見た目が優美で格好良く感じたものでした。ごくわずかとは言えそんな優美な姿の一端を改めて見られるというのは、良い時代になったものだと思います。

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