かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良先端大と阪大の研究者が、植物を「光らせる」ことに成功。将来街灯なしで街を照らす街路樹を目指すのだそうです

2023-09-26 19:56:31 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は20.4℃、昼の最高気温は31.1℃、五條市の今朝の最低気温は16.9℃、昼の最高気温は30.9℃でした。今日も雲は多めでしたが青空が広がる爽やかな秋晴れの一日でした。もっとも明日から週末にかけて一時的に真夏に逆戻りするそうですが、どれくらい暑くなるものでしょうか。普通にやり過ごせるくらいならありがたいのですが。天気図を観ると、日本海側を小さな低気圧が通過するようなのですが、この低気圧に向けて南から熱い空気が流れ込むのでしょう。それならそれで雨にでもなればまだましな気もしますが、そこまで崩れるわけでもなさそうなのが残念なところです。

 さて、奈良先端科学技術大学院大学バイオ領域の出村 拓教授ら奈良先端大と大阪大学の研究チームが、「光る樹木」の開発に取り組んでいます。光るキノコの遺伝子をより強い光を放つように改良し、樹木に組み込む研究を続けて3年、ようやく遺伝子の組み込みに成功。植物体を光らせることに成功しました。出村教授らの目標は、電気を使わない街路樹による街灯やイルミネーション。この29日には様々な光る植物を取り扱うベンチャー企業を立ち上げる予定とのことで、すでに茎が光ったり葉全体が光ったりといろいろなタイプがあるのだそうです。実用化までにはまだハードルもあるそうですが、太陽電池パネルで森を潰すようなことに比べたら、十分面白く期待できそうな取り組みだと思います。まあ当面は周辺への遺伝子汚染やら夏冬関係なく光ることが可能なのかとかが気になる街路樹よりも、既に青いバラのように遺伝子組換えが受け入れられていることですし、高単価な切り花などの園芸用で普及するんじゃないかと思います。月花美人のように夜に咲く花が光を放って薄ぼんやりとでも輝いたら相当受けると思うのですが、新装開店に欠かせない胡蝶蘭も、光る花が出てきたらすっかり取って代わられるかもしれませんね。私も光るサボテンがあるならぜひ手に入れてみたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする