今日は午前中に若松海岸美化ボランティアがありました。北は浜田公園を中心に、千代崎海水浴場のあたりは千代崎中学校生徒も参加し、原永の海岸も地元の人たちが参加して海岸の清掃活動を行っていました。
まず、原永会場に朝7時半ごろから行き、その後千代崎へ、そして浜田会場での開会式に出席した後、原永海岸で清掃活動を行いました。
今日のブログでぜひ知っていただきたいことは、鈴鹿市の海岸線から砂が大量に流出してしまっている現状です。原永の海岸線での話ですが、驚くほど砂が流出してしまっています(写真)。
真ん中くらいに見える石があると思いますが、これらはこれまで砂の下にあったものでした。また、灰色にみえるところは堤防のコンクリート基礎で、これも海岸線に近いところのものは全く見えない状態でした。実際に、このコンクリートをそばで見てみると、砂の下にあったため、風雨などで浸食されていないことがよくわかります。
自治会長さんとお話しすると、先だっての台風のような天気の際に、一気に砂が持っていかれてしまったということで、干潮と暴風が重なると、如実に砂が運ばれてしまうということです。この海岸では一昨年、ウミガメが孵化するということがありましたが、このままでは砂浜が消失してしまい、そのようなことがもうなくなるかもしれません。
砂が持っていかれてしまうことにはいろいろな要因があると思いますが、川の機能に浸食、運搬、堆積という作用があることを考えると、長良川河口堰の存在はひとつの理由として考えられますし、鈴鹿川も砂地にかなり草が生えることで、砂の運搬がうまくいっていないのではないかとも考えられます。
関心を持たれなければ、砂浜という鈴鹿の景観が侵されることはもちろん、ひいては海の生態系にも影響が出てしまうことは必至です。
海岸線は県の領域でもありますが、市が発信して、県に取り組む態勢をとってもらうことが必要と思います。
机上だけでものごとを見るのではなく、仕事の領域だけで考えるのではなく、鈴鹿市、三重県にすむ住民として、多くの人が関心を持っていくことが大切だと思います。
まず、原永会場に朝7時半ごろから行き、その後千代崎へ、そして浜田会場での開会式に出席した後、原永海岸で清掃活動を行いました。
今日のブログでぜひ知っていただきたいことは、鈴鹿市の海岸線から砂が大量に流出してしまっている現状です。原永の海岸線での話ですが、驚くほど砂が流出してしまっています(写真)。
真ん中くらいに見える石があると思いますが、これらはこれまで砂の下にあったものでした。また、灰色にみえるところは堤防のコンクリート基礎で、これも海岸線に近いところのものは全く見えない状態でした。実際に、このコンクリートをそばで見てみると、砂の下にあったため、風雨などで浸食されていないことがよくわかります。
自治会長さんとお話しすると、先だっての台風のような天気の際に、一気に砂が持っていかれてしまったということで、干潮と暴風が重なると、如実に砂が運ばれてしまうということです。この海岸では一昨年、ウミガメが孵化するということがありましたが、このままでは砂浜が消失してしまい、そのようなことがもうなくなるかもしれません。
砂が持っていかれてしまうことにはいろいろな要因があると思いますが、川の機能に浸食、運搬、堆積という作用があることを考えると、長良川河口堰の存在はひとつの理由として考えられますし、鈴鹿川も砂地にかなり草が生えることで、砂の運搬がうまくいっていないのではないかとも考えられます。
関心を持たれなければ、砂浜という鈴鹿の景観が侵されることはもちろん、ひいては海の生態系にも影響が出てしまうことは必至です。
海岸線は県の領域でもありますが、市が発信して、県に取り組む態勢をとってもらうことが必要と思います。
机上だけでものごとを見るのではなく、仕事の領域だけで考えるのではなく、鈴鹿市、三重県にすむ住民として、多くの人が関心を持っていくことが大切だと思います。