鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

一般質問 電動バイクから

2010年09月06日 23時56分09秒 | Weblog
久々のブログ記入です。
先にモト2クラスのレース中に亡くなられた富沢祥也選手のご冥福を祈りたいと思います。

8月26日の開会後、いろいろな用事があったことはもちろんですが、決算書の読みこみや、一般質問への準備、質疑を通告したりとしていました。

さて、今回の一般質問ですが、今日6日がその日だったのですが、「新しい産業の創出」という大項目から、「電動バイクについて」と「インキュベータ設置について」という話の展開で質問を行いました。

電動バイクについては、「ものづくり」と「モータースポーツ」ということが、鈴鹿の特徴にもなっていますから、鈴鹿市の産業にとって、転換要素の一つではないかと思います。
モータースポーツに関して言えば、電動バイクレースがアメリカやヨーロッパで本格化の兆しが見えていることから、鈴鹿が国内で一番はじめに取り組む、または、積極的な関心を持つという姿勢が、内外に対して鈴鹿サーキットで知られていることからも、大きな意味をもつと思います。また、ものづくりから見ると、二輪関係の企業の方々も多く、その方々の技術を活かす観点からも可能性があると思います。
また、熊本県がホンダと、電動バイク、電気自動車、プラグインハイブリッド車、電動カートの4分野で連携協定を、神奈川県では「かながわEVバイク普及プロジェクト」の形でヤマハ発動機と協力関係を、浜松市でもに多様な実証実験がされているなど、自治体としての取り組みも重要だと思います。
このようなことから、鈴鹿市として積極的に関わるべきだという主旨で質問を行いましたが、帰ってきた答弁は、やり取りの中で若干前向きになったものの、納得できるレベルではありませんでした。

インキュベータ設置に関しては、現在のものづくり動く支援室の機能と、SUZUKA産学間協議会の機能を統合して、インキュベータのような施設設置と、インキュベーションマネージャーの設置を問いましたが、こちらについては、行政の自己評価的な答弁が中心で、納得できるものではありませんでした。

また、質問内容と直接関係にあることではありませんが、質問の中で市長に答弁を求めたところ、部長が答弁をしはじめたので、議長に市長に答弁を求めているということを伝えたのですが、議場内の雰囲気は、部長答弁でよいというような空気も感じられ、その点は、議会と市長をトップとした行政との関係を考えたとき、それでいいのかと疑問を持ちました。

コメント
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