鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

龍馬プロジェクト

2010年09月26日 18時34分53秒 | Weblog
今日は午前中に地元愛宕サッカー少年団の廃品回収を手伝った後、近くの公園でOB会主催のバーベキューに参加し、お肉もいただきながらご意見をお聞きしたりしました。その後、夕方5時から名古屋で開かれた龍馬プロジェクト主催の勉強会に参加しました。

今日の勉強会は、元埼玉県志木市長の穂坂邦夫氏による講演の後、パネルディスカッションとなりました。穂坂氏の講演は、市議会、県議会、市長の経験からの話で、まだまだ1期目のわたしには非常に参考になるお話でした。

パネルディスカッションでは最初の問題提起として、そもそも議会は必要なのかというところから始まり、議論などもない議会であれば必要ないと考えるという意見や、議会はやはり必要であるという意見が出され、穂坂氏がそれにコメントを加えられました。

私も現状の議会であれば、定数削減もしくは報酬の見直しなどの議論が出てもしかたがないのではと思う部分もあります。しかし同時に、議会は本当はできるはずのこと、するべきと考えることに、前例踏襲を意識するあまり、積極的に取り組んでいないとも思っています。例えば事業仕分けもそうでしょう。
そのようなことに取り組むことになれば、議会としての仕事の範囲、仕事は今とは違い、時間も専門性も問われることになるはずです。そのように取り組んだ上で、待遇などについての議論をしてもよいのではないでしょうか。

議論のない議会ではなく、それぞれの議員が議論を戦わせる場に議会は戻るべきではと思います。会派で議論を行えば、それが充足されると考える方もいますが、それは議会内の論理にすぎない。やはり市民の目から見てわかりやすくあるべきです。

そのようなことを考える時間でした。
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ご近所づきあい

2010年09月26日 15時50分44秒 | Weblog
尖閣諸島でのできごとから考えると、日本はご近所づきあいの距離を考えないといけないとつくづく思います。ことは領土問題でもあるので、非常にデリケートであるのはもちろん、中国とは経済的な面を考えても結び付きを深めていただけに、そのような面からも難しいのはもちろんではありますが。

ただ、今回の動きを見ていると、明らかに問題行動を起こしているにも関わらず、自分たちの論理でごりおししてきているのは明らかで、それに対して謝罪と補償を求めてきているのは、これ幸いに足元をみて、自分たちの都合よくものごとを運ぼうとしているのは明白ではないでしょうか。

ただ、やみくもに敵対する必要はないと思います。が、毅然として論理的に向かう部分は必要だと思います。

そう考えると、確かに短期的には課題が大きいかもしれませんが、長期的に考えたとき、中国とのご近所づきあいは考え直すべきだと思います。巨大なマーケットだという側面や、生産面のコストでみていると、結局は都合よく扱われるだけになってしまうのではないでしょうか。

議会のなかにも有志の集まりとして日中友好議連というものがあったりしますが、うわついた友好ばかりでなく、隣国がどのような行動に及んでいるのかを、やはり真剣に議論するべきと思います。

ともかく、ご近所づきあいを考え直すべきと思います。


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やさしい政策を提案、実現するために

2010年09月26日 11時15分32秒 | Weblog
今日は、最終日の議決に対する討論の通告締切日でした。昼の12時がそうだったのですが、午前中に議会事務局に申請に行きました。今回の議決に関して、議案については整理をつけたのですが、請願4件について、どのように取り組もうかとギリギリまで考えました。

最終日、請願については本会議の場で、所管委員会での審議内容や採決内容について担当常任委員会委員長から報告があり、それを受けて、委員長報告に対する質疑の時間があり、そして討論、議決にいたり、採択されれば議会からの意見書となり、その報告があります。意見書については、先例により、討論をするかどうかの問いかけが議長からされても、討論を行わないものとなっています。

なぜ請願について考えていたのか、それは、内容についてそのものは非常に理解のできることなのですが、それを実現するためには、財源をどこから捻出するのかということを考ざるをえないからです。

請願を出された方々は、財源等についてまで考えることは必要がないことかもしれませんが、国の財政がこれだけ厳しい中、また、地域の経済も含めて地方財政も厳しい中、実現したいと考える取り組みのために、どれくらいの費用がかかり、そのための財源をどう考えるのかは、やはり、請願を受けた議会で話し合うべきことと思いますし、また、今のような社会状況の中であれば、紹介議員が簡単に質問するくらいの形でも、請願者と話をしてもよいのではないかと思います。

ともかく、やさしい政策を実現するための財源について、行財政改革から導き出すのか、それとも、税負担増となってもよいと考えるのかなど、使うほうばかりではなく、収入面からもしっかり考えて提案することが、議会人には求められるのではないでしょうか。
やさしい政策ばかりで、財源面について語らないことは、やはりこれからはするべきではないことと思います。
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