鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

残念なこと

2010年03月25日 23時43分45秒 | Weblog
今日は午前中に議会運営委員会の傍聴をしていました。
もともとの理由は、費用弁償の実費化にかかる議案についての議論を聞きたかったのですが、思わぬことがその場でありました。

残念なことなのですが、明日の討論で今回の議案に対する私の意思を伝えることができなくなりました。今回は、会派長が討論に出るということで、会派内でそれぞれの意見についてまとめることになったのですが、諸々の理由により、会派長の討論がなくなりました。

会派内では、議案に対して付帯決議の形をとるのはどうかや、予算案を修正することはどうかなどを話し合っていました。
しかし、そのことが表に出ることなく終わってしまった形になったことで、私たちは誤解を受ける立場になったのではと感じていました。

思うところはかなりありますが、そのことを議会で話しても、議論になりにくい空気があると感じています。

ただ、今回のことで議員全体で考えるべきだと思うことは、まず、討論のあり方についてです。討論をするためには、議会運営委員会の前日の午後12時までにその旨を提出しなければいけないとなっています。討論は、議員の意見を出す場ですから、先に縛りがかかっていることに疑問があると同時に、今回のようなことがあった場合、会派内の他の議員の発言機会さえなくなってしまうことになるからです。個人で出せばよいのですが、そうすると次の論点が浮かんできます。

それは討論においての、会派と個々の議員のあり方についてです。たとえば、会派としての討論と、個人としての討論が分けられ、そのどちらを行ってもおかしくないという仕組み作りがあってしかるべきと思います。

ともかく、議会のしきたりが優先ということではなく、議会と議員のあり方についてこういう機会を捕まえて話し合うべきと思います。
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