鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

市民と育てる議会

2010年05月14日 10時53分07秒 | Weblog
これからの議会のあり方を考えるとき、情報公開というよりも‘情報共有’の考えで市民との関係を見直し、そこから組み立て直していく必要があるのではないかと考えます。言葉上のことかもしれませんが、感覚的にただ開くだけではなく、議会と市民が相互に情報にアクセスし、より良い方向に向けていくということが大切だと思います。

議会は、総体としての市民の福祉向上のために、どのように市民とつながり市民の声を聴き、どのようにして政策を形成するのか、という市民とのつながりのあり方を真摯に考えるべきだと思います。
また、どのようにして行政をチェックしていくのか、なれ合いの形ではなく、機関競争の上で執行機関とどう向かい合うのかを考えるべきだと思います。

そのためには、これまで議会内だけで通用している事柄についても、情報共有の考えのもと、市民への説明機会を持ち、市民にもわかる形にしていくこと、常に説明ができる状態にすることが求められていると考えます。

そうはいいながらも、市民目線に立つからと言ってこれまでの慣例などを全否定するのではなく、反対に議会の立場から過度にこれまでのしきたりを肯定するのでもなく、その中間の意識で取り組むことが必要と思います。
つまり、市民も参加しての先例集や会議規則などの見直しなどをしながら、市民と組み立てる部分を多く作ることが求められると思います。

鈴鹿市議会は、もっと市民と積極的につながる議会、開かれた議会になっていくべきだと考えています。
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鈴鹿は若いまち?

2010年05月12日 22時54分16秒 | Weblog
何年も前に、ある市民活動団体の交流会のようなものに参加した時、当時県職員で鈴鹿市にいた人と話すことがありました。
そのときにその方から聞いたことは、「鈴鹿は若いまちのイメージがあったが、実際はそうではなく、旧来の人たちの価値観が大きく存在している感じだ。」ということです。その当時も、その通りだと思う部分が多々あったのですが、現在もそういう空気を感じるときがあります。

ただ、旧来の人たちの価値観のすべてが抑圧的に働くのではないと実感しているところもあります。まちのことを動かしていくとき、まちづくりや地域活動などの時に、非常に大きな力になる部分があるところは、多くの人が認めるところでもあると思います。

すこし前に「風土」という言葉が鈴鹿のキーワードのようになっていましたが、まさに旧来の価値観による抑圧的な空気は、ある意味で鈴鹿の「風土」の中に見えにくく埋め込まれているのかもしれないと思います。

市議会の中にこのような「風土」はないのかと言えば、ないと言えないのが現状です。抑圧的・保守的な空気は、いわゆる保守とか革新とかの表現とは関係なく、どこかしら漂っていると感じています。

鈴鹿が変わっていくには、議会がまず変わっていく必要があると思います。このような「風土」に風を吹き込むことが必要です。できるかぎり頑張りたいと思っています。
応援よろしくお願いします。
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疑問

2010年05月11日 11時55分08秒 | Weblog
今朝のニュースで、柔道の谷亮子さんが参議院の比例代表として民主党から立候補するということが流れていた。他の政党でもあることなのだけれど、タレント議員のブームが過ぎたら、今度は元スポーツ選手やスポーツ選手を選挙戦略で担ぎ出すということには疑問を持ちます。

そもそも、その方々には知名度もあり、政治を目指すのであれば地方で、自分が生まれたり育ったりした地方政治に関わるという身ともあるはずと思います。また、発信力が一市民とは格段に違うことを活用して、メディアを通じたりしながら思いを伝えることもできると思います。

日本の景気が良いころであれば、そのような形で選挙に出て、国会議員となることも許容できたのかもしれません。政党もそれでよかったのかもしれません。

しかし、今の日本はギリシャの例から考えても、政治に余裕がある状況ではないはずです。真剣に、かつ専門的に取り組むべきことが山積しているのではないかと思います。それは、国政と地方政治の関係にもあると思います。

地方自治、地域主権をうたいながら、地方の政治を知らない人たち、ましていろいろな課題に対する専門家というわけでもない方々が、国政を担う場に行くことになることは、地方政治に関わる一人として疑問を持たざるを得ません。
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日曜の出来事

2010年05月10日 09時29分22秒 | Weblog
昨日は朝に地域の少年サッカー団の廃品回収のお手伝いを少しした後、ナイスミドル会で開催した救急法講習に参加していました。午後からは大黒屋光太夫顕彰会の総会に出席し、夜は自治会役員会でお話を聞いていました。

救急法講習はここ何年か毎年受けているような感じなのですが、やはりいざするとなると忘れていることも多くうまくいかないものです。また、救急法についても、基本的な考え方が医療の考え方にあわせて微妙に変わっていたりするなど、気づかされることも多いです。また、参加者の中からは、もしものときを考え質問もたくさん出ていて、このような講習の大切さを感じます。


話は変わるのですが、夕方にすこしテレビを見ていたところ、世界スーパーバイク選手権の放送がありました。もちろん地上波では放送されておらず、ケーブルテレビを介してです。
ホンダ、スズキ、ヤマハ、カワサキなどの日本メーカーに、ドゥカティ、アプリリアなどのイタリアメーカー、ドイツのBMWとかなり盛り上がっています。もちろん、観客も多くモータースポーツの歴史の違いも感じるところです。

もともと、バイクレースを見るのは好きなほうで、個人的にはF1よりも面白いんじゃないかと思います。が、残念なのは、日本のメーカーがあれだけ参加し活躍したりしているにもかかわらず、国内ではほとんど光を当てられることがないこと、また、ドゥカティワークスには日本人選手がいる(F1で言えばフェラーリのドライバー?)にも関わらず、メディアでも取り上げられないことは、非常にもったいないことではないかと思います。

鈴鹿市もモータースポーツのまちということになっていますから、車だけではなく、バイクの楽しさも提供できるようなまちになればいいのではないかと思ったりします。
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一日ははやく流れて

2010年05月09日 00時28分30秒 | Weblog
8日土曜日は、午前中から名古屋のほうに出かけていました。というのは、無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク(自治ネット)の会議に参加するためです。3年の経験の中で感じたことは、いろいろな研修で出会った他の市町の議員の方々の経験や、いろいろな思いを聞きながら意見を交換したりすることが、鈴鹿を考えるときに非常に糧になることです。そのために、鈴鹿市外の方々との交流と研鑽の場として参加させていただくことにしました。

そのあと、地元の若松で新しくオープンすることになるイタリア料理店のプレオープンイベントにお招きいただいたので、そちらのほうに出席していました。
このような難しい時節の中、新しくこのまちでお店をオープンするということは、家族の方々も含めて大変なことだと思います。
そう考えると、鈴鹿のまちがチャレンジすることに対して、暖かいまなざしを持つ街であることが大切だと思います。

夜はナイスミドル会の会議に出席、今日は夏まつりに関することが議題として取り上げられました。そののち、夏まつり実行委員会が続けて開かれ、それにも参加しました。このような地域の祭りが開催され、話し合いが行われることは、長い目で見て大切なことです。
会議終了後は、定例になっている夜まわりをナイスミドルの方々と行っていました。直接の効果はわかりにくいのですが、このような動きがあることは微力ながら抑止効果を持っているのではと思います。
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そもそもを置き去りにするから・・・

2010年05月08日 00時41分29秒 | Weblog
21年度の議会改革特別委員会が今日でひとまず終わりになりました。
委員会が終盤に来てつくづく感じたことは、そもそも議会改革に取り組むことの意味と目的について真剣に議論がされてない上で、個別の内容について話し合っても、現状維持志向的な議論になりがちだということです。

そもそも、議会基本条例の制定や議会改革はどのような方向で考えるべきなのか、私としてはやはり、「市民と連携する議会」であることと「機関競争を前提にした二元代表制の一翼」という二点だと思います。
なにより「市民と連携する議会」という、議会そのものの存在意味をしっかり押さえることが大切だと思います。

「市民と連携する議会」から考えれば、市民に対する情報公開と説明責任、市民の意見を聴くという二点ははずせないはずです。つまり、市民にもわかりやすい仕組みを議会は取るべきだと思うのです。また「二元代表の一翼」ということにしても、「市民と連携」ということがしっかり押さえられていなければいけないでしょう。これらの点が共通理解として議論の前提になければ、話し合いをしても、過去から続く議会の論理が前提となってしまいがちになります。
それをつくづく感じています。

今年度の議会改革関連の委員会で、議論の方向がどのような流れになるのか非常に気になります。2年間の経験なども踏まえ新しい委員会に参加したいですし、また、それなりに采配のできるポジションでできればという思いはあります。
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議員間討議

2010年05月06日 23時30分43秒 | Weblog
今日の各派代表者会議で、議員間討議のテーマとして「NTT西日本研修センタ跡地」についてのことが取り上げられることになり、5月14日の全員協議会で話し合われることになりました。
すずか倶楽部から提議を行い、鈴鹿市議会で初めて実施することになる議員間討議です。内容はもちろんですが、ぜひ議員間討議の様子を傍聴していただきたいと思います。

あわせて、特別委員会のテーマとして議会改革がまた取り上げられることになる模様です。こちらのほうも、ぜひ傍聴していただきたいと思います。やはり、議会改革についての議論は、もっと公開していくべきだと考えています。
これまでの委員会の形では傍聴の方が少ないのであれば、市民の方にも聞いてもらえるよう、より関心が高まるような努力をするべきだと思います。

このようなことを委員会で言っていると、自分ですればいいではないかということを他の議員さんの意見で聞くことになるのですが、議会として委員会で責任を持って取り組むこと、広く市民の意見を聴くこととを議会として行うことが大切だと思います。

ともかく、議員間討議がどのような形になるのか、関心を持っていただきたいと思います。
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田植え

2010年05月05日 11時55分23秒 | Weblog
昨日は地元蔵元の清水醸造さんが主催の「鈴鹿の米で日本酒を造る会」での田植えに行ってきました。(写真)

田植えは神尾農園さんの田んぼで行い、三重県産酒米の「神の穂」を植えました。山田錦などの酒米は10月ごろに刈り取るものが多いとのことでしたが、鈴鹿は早場米の産地であるため、その時期まで米を置いていると、鳥害が出るということで植え付けを早めているとのことでした。
昨日は天気も良く、風も少なく、非常に心地よい天気で田んぼに入ることも久々の感覚で楽しいものでした。

田植えのとき、神尾さんと立ち話をさせて頂いていたのですが、その時に考えていたことは、やはりこれからの鈴鹿市にとって、地産地消の大切さと、このような農地があることが鈴鹿の風景の一部でもあり、また自然環境の一部でもあるということです。

身の回りにいつもあるものと、自分たちのつながりを感じる機会は、子どもにも大人にも大切なことだと思います。特別にしてしまうのではなくて、身近にあるものをいかに保全し活用するか、それが問われている時代なのだろうと思います。
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ここ数日

2010年05月04日 02時27分56秒 | Weblog
1日は午前中にナイスミドル会の活動として、愛宕小学校の草刈りをしていました。学校からの要請ということではなく、会の自主的活動として行ったものです。
当日は会から多くの人が参加しました。全部というわけにはいきませんでしたが、体育館裏の草刈りを中心に、不要物の撤去なども行っていました。
夜は地元の元総代(自治会長)さんがお亡くなりになったので、通夜式に参列していました。引越してきたときにあいさつをさせていただいた方だったことと、その後、お会いすると声をかけていただいたりしたことを思い出しました。

2日は男女混合バレーの「すずかっぷ」を主催していました。当日は朝から夜まで運営をしながら、途中で、前日の通夜式に参列させて頂いた元総代さんの告別式にも参列しました。
もちろん、運営だけでなく自分でもバレーをしました。やはり体を動かすことはいいことです。

3日はちょっとしたオフ日の感じになり、市立体育館で行われていた中学校のバレーの試合を少し見たあと、久々にバイクに乗り伊勢志摩スカイラインに行きました。他府県ナンバーの車がけっこう23号線を走っており、連休で移動している人が多いことを実感しました。ただ、やはり渋滞の発生は避けられないですね。
夕食を食べたあと、9時からナイスミドルでの地域の夜回りに参加していました。人数は少なめでしたが、地域のために活動する人がいることは、これからの大きな資産だと思います。
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