今年の小樽の街は雪が多い。
朝1便で翠とリュウ君の娘たちの結婚式に青森へきたけど、さらに豪雪だ。
青森空港出口でリュウ君が待ち構えていた。
さっそくリュウ君の大きなワゴンに乗って結婚式場のある市内の教会へむかう。
翠「10人乗りのワゴン車ね、救急車サイズ・・」
リュウ君「これに子供がのるからどうなるんだろう?」。
「きたんかい親族達は?」。
リュウ君「来たよ、それも18人になった。子供の数を忘れていた」。
翠「そんなに子供がいるの?」。
リュウ君「だってなかには双子もいるから多いのよ」。
「夕べは宴会かい」。
リュウ君「酒飲みながら料理を沢山つくっていた」。
翠「料理持参なの?」。
リュウ君「はい、ホテルに勤めていたアンフィがきているから、おおはりきりで沢山つくった。きょうは青森の食材でフィリピン料理だよん」。
「なにそれ?」。
翠「ユニークじゃん!」
だって青森には、ホタテも牡蠣もエビもあるじゃん。フィリピン人は牡蠣に目がないのよ。今朝起きたら上さんに「市場へゆけ。牡蠣かえ!!」だもん。屋根の上の段ボールにはいっているから冷凍になってるかもね。
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リュウ君の家に着いたら沢山の人間達が食材やらタッパーを抱えてクルマに乗ってきた。
タガログ語が静かな住宅街に突然異国の賑わいを与えている。
子供達はアチキの手を額にあててお辞儀をする。
10人乗りのワゴン車の隙間に子供達がなんとはなしに納まる。
こういうのに慣れているわけだ。
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「あれ、新郎新婦は?」
リュウ君「最後に後のドアからのってきたのがうちの娘と旦那。衣装箱を持ってカラオケボックスに座っている」。
そういわれて一番後のシートとドアの隙間に鎮座している。
リュウ君「さあ、教会へゆこう・・・」。
「コンググラチレーション」。
そういったら車内から歓声が上がった。
はみ出しそうに定員オーバーのワゴン車。
おまわりさんが不思議な顔をしていた。
さあ結婚式だ。
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真っ白な新雪が結婚式を祝福している青森の街だ。
追記:トランプ、ゼレンスキー首脳会談の決裂会話抄録をあげた。
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トランプ大統領「いい立場にはない。カードを持っていない。われわれがいて初めて手札を手にできる」
トランプ大統領「あなたは何百万という人々の命を賭けの対象にしている。第3次世界大戦が起きるかどうかを賭けたギャンブルをしている。そしてあなたがしていることは、あなたたちを多すぎるほど支援してきたこの国に対してとても失礼だ」
バンス副大統領「この会談を通じて1度でも礼を言ったか」
ゼレンスキー大統領「何度も言った」
バンス副大統領「違う。この会談の場で『ありがとう』と言ったか。あなたは(去年)10月、ペンシルベニア州に行って、対立候補の選挙運動に加わった。あなたの国を救おうとしているアメリカ合衆国大統領に感謝を示しなさい」
ゼレンスキー大統領「お願いだ、戦争のことで声を荒らげるなら…」
トランプ大統領「声を荒らげてはいない。ウクライナはとても困っている。あなたはたくさん話した。あなたの国はとても困っている。勝ちそうにない。われわれのおかげでなんとかなる見込みが出てきた」
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トランプ大統領「あなたにはカードがない。あなたは簡単に負ける。ウクライナの人たちは死んでいく」
ゼレンスキー大統領「やめてほしい」
トランプ大統領「ウクライナは兵力が不足している。いいことかもしれない。あなたは『停戦はいらない、停戦はしたくない。まだやりたい。あんなものがほしい』と言う。もし今すぐ停戦できるなら、銃弾を止め、兵士が殺されるのを止められるよう、受け入れるべきだ」
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トランプ大統領は、鉱物資源協定契約締結だけのためにゼレンスキー大統領をホワイトハウスに招待した。経済的布石を打ってプーチン大統領と停戦の話を目論んだのだろう。結果はこれ以前に破談。
トランプ大統領の考え方は意外にも戦略的かつ正攻法で正しい。今後ゼレンスキー大統領はヨーロッパの支援を受け続けるが、それではいつまでも戦争が継続されることになる。
では何故戦争継続がなされるか?。ウクライナの戒厳令を解除しないかぎり大統領選挙がおこなわれずにすみゼレンスキーさんは大統領に居続けられる。大統領選挙をおこなえば彼は落選するだろう。トランプ大統領は、そこも指摘していた。
今後アメリカは軍事支援、スターリング、などの支援を停止するかもしれない。むしろこれによって戦争がはやく終わる可能性もでてきそうだ。
トランプ大統領は経済人だから、戦争による経済のマイナス要因を痛く知っている。