ル・マンでのプレスカンファレンスでは重大な発表が相次ぐ。。。
かねてからの噂通り、今季2012年をもって引退するとストーナー自身の口から発表。
理由は、このmotoGPというスポーツに失望したからと言う。彼にとってみれば人間関係や
CRTの問題、それぞれがストレスとなっていたのは事実としてあるにしろ、2年前にこのブログ
でも書いた通り、そう長くはこのモータースポーツに留まる気は当初から無く、アドリア-ナ夫人と
共に、将来の人生設計は若くして完成されていた。(2年前の記事:開幕まであと少し)
(※ 今回は久しぶりにアドリア-ナ夫人もサーキットを訪れ、この場にも立会い見守っています)
ただ、彼がDUCATIにもたらした功績は計り知れないものがあることは事実で、「ありがとう
お疲れさま」と言いたい。。。
一方のロッシ、こちらも噂が絶えないところでもあった「引退とWSBへの移行」。
今後、2年間はGP参戦を継続して行くと言う。(2年間というのが微妙ではあるが)
実は本国イタリアでのモータースポーツの人気は、motoGPからWSBへ移行しつつあるというのが
現実としてある。TVでの放送形態についても各TV局もWSBの放送枠を広げつつある。
実際、彼が先日の「ドニントン戦」を観て思わず洩らした言葉「スーパーバイクは面白い!」
走ることが大好き人間ロッシにとっては、1日2レースの兎に角、接近戦。魅力を感じないわけには
いかないんでしょうねっ。。。
今回のプレスカンファレンス。 ストーナーの発表に呆然とするロッシ。
ロッシの継続発表に「未だやるの?」的なストーナー。
ヒトそれぞれの人生ってのがあって然りではあるものの、HRCレプソルのマルケスを絡めた今後の
問題。CRT参戦によるmotoGPの継続問題。
個人の考えだけでは動かない、いくつもの歯車が絡み合って難しいものです。