まぁ~、毎日のようにテレビでは「豊洲市場の盛土問題」についての議論が繰り返し放送されている。
毎度の自称:専門家が出てきたり、挙句には都議会議員までもが出てきたりで犯人探しに躍起。
でも、「ちょっと待って下さい。都議会議員さん」。はっきり申しまして犯人は誰にしろ、あなた方も同罪なのです。
通常の公共工事の場合、工事着工前の起工式(地鎮祭)や完成後の竣工式には必ず議員さん達も
参加参列するのが普通。増してや真面目な議員さんなどは工事中も幾度か現場視察に訪れたりもします。
何故、その時に気が付かなかったのか・・・何故、疑問を感じなかったのか不思議ですねっ。
(番組でひな壇に座ってること自体が不思議なのですが・・・)
まぁ、鬼退治の探検かのごとく、地下に入って行く各議員さんたちの身なり服装を見れば、とても仕事が出来る人とは
観えませんでしたがねっ・・・(笑)。
そんで持って、連日テレビに出ている「タレント1級建築士さん」に一言二言申しましょうかねぃ。
先ず、男性の・・・お名前は・・・忘れました・・・って、いうか聞いたこともありません「建築エコノミスト」。
この問題が取りざたされるようになった頃、テレビで堂々と言ってましたねっ。
「これだけの地下空間、耐震上問題があるかも」と。。。軽々によく言えますねぇ(笑)。
構造計算書も解析せずに他の建築士が設計した建物に対して。
1級建築士の土花吉なんざぁ~よ~言えません。
何故なら図面も構造計算書も観てないし、解析もしてないし現場も観てないので。
よほど優れた建築士さんなのか、限られた写真を見ただけでお分かりになるのですねっ。羨ましい(笑)。
後、もう一人の1級建築士。女性の・・・お名前は・・・(以下、同文)
「豊洲新市場土壌汚染対策工事」の契約書のコピーを掲げ、鬼の首でも獲ったかの自慢顔。
観ていて悲しくなりました。
赤線まで引いてありましたねっ。「施設建築物の建設エリア以外を(中略)汚染のおそれのない土で埋め戻すこと」。
これについては当然です。当たり前です。
一旦、敷地全体を更地のごとく「埋め戻す」などということは考えられません。
更地にして何も建てずに置いておくのであれば話は別ですが、既に建設エリアが決まっていれば
そのエリアは「埋め戻し」などはせずに、建物の基礎工事(杭工事共)を先行し、次に「埋め戻し」を行います。
高額な工事費を掛け一旦、埋め戻した後に又、お金を掛けて掘削する馬鹿は何処にも居ませんからねぃ。
まっ、「盛土」が何故、施されなったかは知る余地もなく、何かを言える立場でもないですが、連日
テレビに出ている「タレント1級建築士さん」については、ろくに現場も知らない建築の「ケの字」も分らない
「質の悪い1級建築士」と、ハッキリ言える立場ですかねぃ。。。(笑)