竣工まで結構、手間取った現場も無事に役所関係の検査も終わり、検査済証が公布される。
いつもの「伊吹山」を左手に観ながら長浜市役所を目指す。
そして、役所の割には対応が非常に気持ち良い長浜市役所に到着。
(ここへ訪れるのもこの日でお仕舞ですかねぃ・・・)
「検査済証」を受け取り、帰路へつく。
仕事での「琵琶湖通い」も、この日が最後になるため「とっておき」の場所へ寄り道。
長浜市高月町西野地区に残る「西野水道」。
この辺りを流れる「余呉川」が大雨の折に度々、氾濫し地元民を悩まされていた。
そして、1840年から5年もの歳月をかけ220Mの琵琶湖への放水路を造る。
そして、その隣には今では琵琶湖への連絡通路となった二代目「西野水道(245M)1950年竣工」が残る。
現在の三代目西野水道(252M)1980年竣工は、又その隣にあるため、ここは自由に入れる。
(但し、諸車は通行禁止のため徒歩のみで照明は一切無い)
水路に入り、最初は感じなかったけど真ん中の100M辺りは真っ暗で少し怖さも感じ中々、出口の明かりも
大きくならないような錯覚に陥る・・・。(怖ひ)
何とか245Mの水路を抜けると「とっておき」の琵琶湖が望める。ほぼ誰も訪れないであろう琵琶湖の景色。
丁度、陽が沈む前のひと時。。。
このまま夕焼け時まで、この場に居たいけど、流石に夕暮れの真っ暗な水路はとても歩けないと判断し引き返す。
そして、帰路の途中に「最後の琵琶湖通い」の名残を惜しみ、もう1枚。
今まで幾度となく琵琶湖のご機嫌を伺ったけど、この日の琵琶湖が一番穏やかで優しくも感じた。。。