Jr2から処分依頼を受けた不動原チャリ。。。捨ててしまうことは容易いのですが土花吉の性格上、一応は
手を施してみる。
現状はバッテリーはご臨終でセルモーターは不動、キックを下ろすと圧縮はあるようだがエンジン不動。
それにチューブレスタイヤは既に終わっていてパンク状態で、その辺の無料回収場に並んで居そうな原チャリ。
しかし、このスクーターって言うヤツは全てがカウルに覆われているため、脱がすのにそれなりの時間を要する・・・。
カウルが脱げたところで、先ずは燃料系から。。。この古い2ストジョグの鬼門とも言える「燃料ポンプ」。
ガソリン給油口が上向きに外部に露出しているため雨がタンクに入り込み、錆や水と共に燃料ポンプを詰らせる構造故
先ずは、ここを疑うことに。
外してみると確かに錆の混入はあるものの致命傷までは行ってないようにも感じる。
一旦、分解清掃し組み付けて、キックで始動させようとするもエンジンは息を吹き返さない・・・。
んじゃ~ということで、次はキャブへ。。。ガソリンホースにオイルホース、それに負圧ホースにオートチョークの配線と
外し、狭い空間から取り出す。
同じく分解清掃。。。
そして、組み付けてキックキック。。。
何となくエンジンが掛かりそうなので、キャブへパーツクリーナーを吹き付けキック一発蘇る。
久しぶりに聴く2ストの音。。。暫し、エンジンをアイドリング状態で放置しながら考える・・・。
ナンバーは返納した状態で使おうと思えば又、ナンバーを取ればよい。しかし、この原チャリを完全復活させるには
セルの修理にタイヤ交換にマフラーの交換と結構、投資しなければいけないんですよねぇ・・・。
さぁ~「どうする土花吉っ!」・・・(って、いつもの台詞。そして、土花吉の妻の冷たい目線)