この日、琵琶湖の湖東を目指し県境の峠を下りたところで景色が一変する。
辺り一辺の濃い霧。。。既に日は上り、日中にも関わらず車はライトを灯す。
琵琶湖の釣り人達もこんな感じで、霧にむせぶ・・・。
そんな、湖東を目指す序にさぞ霧の中を爆走する蒸気も綺麗だろうとJR北陸線「河家駅」に立ち寄る。
久方に線路際に立つと霧は消え去ってしまっていた・・・。
でも、「霧にむせぶ」ことは出来ぬとも「煙にむせぶ」ことは出来るだろうと期待するも、ご覧の有り様。
煙も控えめの蒸気。。。
しかし、いつも思う。。。この蒸気はいつ見ても元気。
一方、この場を後に湖北から湖東へ入ったところの「多賀」あたりに、長きに渡り居座るこの蒸気。
廻りの紅葉に合す必要もないにも関わらず赤茶け、「落陽の後の朽ち」を演じている・・・。
さぁ~、この日は昨年の「やり残し」をしなくてはいけないので、もう暫く走る。