初日FP1、ワイルドカード参戦の二人のテストライダー(ピッロ&ペドロサ)好調。一時ペドロサが1番時計を叩き出すも、
最終的にはピッロが1番時計。ペドロサの柿色KTM機は新フレームをテスト中。カーボン製に変えたフレームも柿色に塗られている。
午後からのPRではホンダ・マルケスの後追いの標的となったペドロサ。ペドロサ曰く「着いて来ることは分かっていたが・・・」
そのお陰で6番手タイムでQ2進出を決めたマルケス。セッション後に感謝のつもりなのかペドロサの横に並びペドロサの頭を撫でていたが
個人的には不快感を覚える。(何様のつもりなのか)テストライダーとはいえ当然ここサンマリノでの優勝経験もある。
今回も、PR首位のベッツェッキとのタイム差0.2秒の1′31″101の3位(KTM勢でトップ、因みに今までのコースレコードはバニャイアの1’31”065)
2018年、ホンダファクトリーで現役を終えた折、ペドロサ本人はホンダでのテストライダーを希望したとされる。それに反対したのが
何を隠そうプーチでありマルケスである。当時、ホンダもマルケスの意見のみを尊重し開発して来た経緯があり契約をしなかった。
その結果が今の無様なホンダの状況を示す。(個人的にはざまぁ~みろ!なのですが)
今回、ホンダ・リンスの代役を務める「高橋巧」は初めてのサンマリノとは言えFP1、PR共「105%ルール」に依り
最下位でも「順位が付かない」という首位から5秒以上も遅い無様な結果。因みに中上も20位、ミルも21位。
まぁ~、マルケスが居る限り応援はしないホンダの話は置いといて、引き続き予選。。。
PRでの転倒が響いた前戦優勝者のエスパー・アプはQ1からの予選であったが何とかビニャーレスと共に2列目を確保。
その間に割って入ったのが何とワールドカード参戦のペドロサ。(流石)
PPの獲得のマルティンは一人飛び抜けたタイムを叩き出し、ベッツェッキも届かず。前戦決勝で怪我を負ったバニャイアも一列目。
あのクラッシュから僅か5日、上出来過ぎる感もあり、あまり無理をせずポイントを稼げる程度の走りに抑えて欲しい。
では予選結果。。。
※高橋巧は予選不可
そしてスプリントレース。。。
いやぁ~、ペドロサの走りに尽きるレース。PPのマルティンは別次元とは言え、ドゥカティ勢3台に次ぐ4位。
それもレギュラーKTMワークスライダーのビンダーを抑えながらの前を行く、手負いとはいえチャンピオンライダーのバニャイアに
食らい付く走り。抜けたかも?いやっ抜けた?手負いの相手には荒手の技を仕掛けないのが彼、侍の流儀なのか?
将又、前を走るドゥカティ機に張り付き観察し、これもテストの一環とKTM機の開発のヒントを探しているのか・・・。
ではスプリントレース結果。。。
尚、決勝の模様はG+で本日10日(日)17:45~生放送予定です。