ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

カワセミ ~ 住宅街の宝石

2008年06月21日 | 北九州
自転車での通勤途上、住宅地を流れる小川の傍を走っていると、
突然、「バシャッ」と水面を叩くような音。
その方向に目をやると、小さな青い鳥が瞬く間に視界を通り過ぎていきました。
鮮やかなコバルトブルーの翼、オレンジ色の腹部・・・・間違いなくカワセミです。
実際にカワセミを見るのは初めてのこと。
自転車を漕ぎながら、「やったぁ!」と心の中で叫んでしまいました。
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土曜日の朝、早速カメラを抱えてその場所に出かけた。
残念ながら、飛翔する姿は捉えられなかったが、
かろうじて、木の葉の影で翼を休めるカワセミの撮影に成功。

それにしても、「渓流の宝石」と呼ばれ、その美しさから「翡翠」とも綴られるカワセミが、
とても「清流」とは言い難く、しかも住宅地のなかを流れる川に棲んでいるとは・・・・。
想像以上の逞しさに喝采を贈りたい反面、
こんなところで暮らさなければならないカワセミに不憫さも感じてしまう。

同じ場所にいたヒヨドリ。
カワセミを発見できたのも、このヒヨドリが目について自転車を止めたおかげ。
感謝してます m(_ _)m


カワセミがいたのはこんな場所。川の手前にも、向こう側にも住宅地が広がっている。



キラキラと輝くようなコバルトブルーが魅力のカワセミ。
でも、Wikipediaによると、「カワセミは本来は青くなく光の加減で青く見える構造色といい、
シャボン玉の色がさまざまに見えるのと同じ原理」と説明されています。
カワセミは実は青くないと言われても、にわかには信じられない思いですが・・・・。

梅雨らしい雨が、しとしとと降り続いた一週間。
一服の清涼剤になればとカメラを構えたものの、
枝葉に隠れたカワセミの不鮮明な写真しか撮れませんでしたので・・・・、
その代わりと言うのも変ですが、OSADAさんの「カワセミ日記」を是非ご覧になってください。
まさに目が覚めるような「瞬間」を、見事に切りとった写真の数々に圧倒されます。
コメント (2)
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