ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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ベトナムの風景 (その9) ~ サイゴン食べ歩き③

2008年09月07日 | 海外旅行
この日のランチは、旧大統領官邸の向かいにあるクアン・アン・ゴン。
ガイドブックによれば、「ベトナム全域の麺が食べられる屋台風の人気店」とのこと。


直射日光は、熱帯植物の大きな葉や布製のパラソルに遮られて、
エアコンなしでも涼やかなオープンエアの店内。


これは、フォー(Pho)と同じく米が原料で丸麺のブン(Bun)。
基本は塩味だが、おそらく鶏でとったダシの味がしっかりして美味しい。


今回も、生春巻きを注文。

ウェイターはこのセットをテーブルに置き、そのまま立ち去ってしまった。
……え? あれ? これって一体どうやって食べるの?

だって、まだ堅いライスペーパー、紐で巻いたままだし……。
これって、スーパーで売ってるそのままやん?
……なにか、ひと手間忘れてませんか?

ウェーターを呼んで食べ方を尋ねると、
ライスペーパーの上に野菜とエビを置いて、クルクルッと巻いて食べろと言う。
そりゃ、そうなんだろうけど、ライスペーパー堅いままだってば!

最終的には、ウェーターに実演してもらったが、やはり、そのまま巻くらしい。
野菜やエビの水分で少しずつ柔らかくなって、巻けるようになるんだ(驚!)

食べてみれば、野菜は新鮮で甘く、エビもぷりぷりして美味しかった。

いやはや、春巻きを食すまで、長い道のりでしたが、
なんとか無事、この日のランチを終えました。
こんな経験も海外ならでは。ちょっと笑える楽しい思い出です。

さて、肝心の春巻き。味は悪くなかったのですが、ライスペーパーの方は、
多少柔らかくなったとはいえ、噛み切る(噛みちぎる?)には、少々顎の力が必要でした。
このため、妻はもっぱらブン専門。残りの春巻きは、私がきっちり引き受けました(笑)
コメント (2)
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