ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
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香港 drop by

2008年09月15日 | 海外旅行
ホーチミンのタンソンニャット空港を離陸後3時間、青空が広がる香港国際空港に到着。
香港経由便になるのは往路と同じだが、到着が夕方になるためこの日は香港ステイ。

1998年に開港した香港国際空港は、6年の歳月と200億円の巨費を投じて建設された。
ギネスブックも、世界で「最も高価な空港」と認定していると言う。
確かに、敷地も施設も巨大、かつ各種サービスも充実しており、利便性の高い空港という印象。
私たちの飛行機が着陸した以降も、世界中からの到着便が、間断なく続いていた。

特に、英国系のキャセイ・パシフィックはこの空港をハブとして利用しており、
この航空会社の運航規模の大きさを実感させられる。また、逆に言えば、
これだけの路線の維持を可能にする香港国際空港のキャパシティの高さも特筆ものだ。

KLMオランダ航空のB-747も・・・・・。


バゲージクレームで荷物を受け取り、行き先ごとに色分けされたタクシーに乗り込む。
タクシーポートは混雑していたが、乗ってしまえばわずか5分でこの日の宿、
Novotel Citygate Hong Kong Hotelに到着。


ロビーに入り、写真右手のカウンターでチェックインの手続きを・・・・・。


エレベータに向かう途中にレストラン。ワインセラーにはぎっしりとワインが並んでいる。

                  今夜の夕食は、ここでもいいなぁ・・・・・。

部屋の窓から外を眺めると、「シティゲート」と呼ばれる一帯が見渡せる。
超高層ホテルやマンションが立ち並んで、いかにも香港らしい風景だ。


下に目を落とすと、プールで水遊びをする人やサイドのバーで寛ぐ人の姿が見える。


翌朝、再び香港国際空港。出発ゲートから離陸していく飛行機を見送る。
サイゴンの風景を満喫した私たちのサマーバケーションも、今年はこれでおしまい。
『明日からは、また日常の現実世界に戻ろう』
そう思うと、行きと同じ場所、同じ窓から見る出発機も、心なしか寂しげに見えてくる。


最初に香港を訪れたのは20年前。それが、私たちの初めての海外旅行でした。
今回は超ショートステイでしたが、当時の記憶が蘇り懐かしい思いがしました。
あの時分、国際空港として使用されていたのは、ビルの谷間を縫って着陸する、
パイロット泣かせの空港として有名だった旧香港国際空港(啓徳空港)です。
ランタオ島にある現在の空港は、旧空港とは桁違いに大きく、遥かに快適な空港
になっていました。翻って、わが国の成田や羽田の現状を省みる時、航空行政に
関する国の姿勢の違いに嘆息してしまいます。アジア地域におけるハブとしての
役割をどう考えるのか、重要な国策のひとつとして、足を地に着けた議論が必要
な時期に来ていると思います。
コメント
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