台風の余波

　ＦＸ-550を実際に使ってみるとタッチパネルがうまく反応しなかったり、ＦＸ-100より使いにくくなっている箇所もありましたが、レンズが絞れるだけに画面の周辺でもシャープに写るようで、その点では買った意味がありました。
　写真は大エノキとは反対の上流に向かって撮っていますが、たっぷりと水分を含んだ灰色の雲が浮かんでいます。川崎ではこの3日間はほとんど雨が降っていませんが、多摩川の上流ではだいぶ雨が降ったようで、いつもより水かさを増して濁流が流れていました。

新しいカメラで試写

　新しいカメラを入手したのでテスト撮影に多摩川に行き、定点撮影している大エノキをまず撮りました。大エノキはいかにも夏といった風情でやや強い風の中で立っていました。
　カメラはパナソニック・ルミックスのＦＸ-550で新しいと言っても実は2年前に発売されたもの。その新古品とでも言うのか、事実上の新品をたまたま見つけて、しかもとても安かったので買ったという次第。これまで使っていたルミックスのＦＸ-100は全体としてはよくできたカメラで気に入っていましたが、唯一物足りなかったのは、絞りやシャッター速度が選べないことでした。ＦＸ-550はそれができることと25㎜までのレンズが付いていることが魅力でした。最近のコンパクトデジカメはプログラムＡＥだけのカメラが多いようです。