カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園

2018-05-10 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この時期としては暖かすぎる日が続いていたが、一転曇りや雨の震えるような寒い日が続いている。今日もそんな天気だったが、午前中多摩川台公園にでかけた。これといった鳥は現れないまま宝来山古墳に向かうと昼間だというのに庭園灯が点灯していた。シュール・レアリスムの画家にルネ・マグリットという人がいるがその画家が描いた絵を思い出した。昼間の景色を描いているのになぜか街灯が灯っていて怪しげな雰囲気を感じる絵だった。街灯の周囲だけは暗く描いてあったような気がする。写真の場合はそんな器用なことはできないからマグリットの絵のように不思議な空間を造りだすことは難しいが、少しでも雰囲気を掬い取ろうと思って撮ってみた。
 
 
 
 来た道を引き返すとキジバトの羽毛がたくさん散らばっているのが目に入り、よく見ると直径2㎝ほどの血だまりまであった。まだ乾いておらず狩りが行われたばかりのようだ。タカなのかカラスなのかわからないが、羽毛が散らばっていることは珍しくはないが、このように血だまりまで見たことはほとんど記憶にない。
 正門の近くまで戻るとポツポツ雨が落ちてきたので帰ることにし、カメラをしまって自転車に跨ると次第に雨粒が増えて丸子橋を渡って川崎側に入った頃には本降りとなった。そこから自宅までは10数分なのだが、着いたときには全身びっしょり。昨夜の天気予報では雨とは一言も言ってなかったと思うのだが。帰宅後しばらくして雷まで鳴りだした。

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