カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

多摩川台公園

2020-12-21 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この日はこの時期としては気温が高めだったせいか、テントウムシが目立ちました。コンクリートでできた擬木の柵の上をトコトコと歩いています。
 
 星の数が様々ですが、いずれもナミテントウのようです。
 
 
 これはムーアシロホシテントウでしょうか?ナミテントウよりもさらに小さい。植物につく菌類を食べるのだそうです。テントウムシはアブラムシを食べるものだとばかり思っていましたが、そうではないのですね。
 
 マクロレンズがなかったのでズームレンズでの接写のため、あまりクローズアップできませんでしたが、トリミングで拡大しています。
 その数日後、テントウムシがいたあたりを探すとコンクリートの欠けたへこみの所に数匹のナミテントウが固まってじっとしていました。ここで冬を過ごすつもりでしょうか。
 10日ほど前の撮影です。
 さて、昨日、一昨日とバッハを聴きました。一昨日はヴァイオリンとチェンバロのためのソナタの1番から3番まで。ヴァイオリンは寺神戸亮で、バロック・ヴァイオリンを使って演奏しているので響きが柔らかで好ましい音質です。録音も比較的新しいので美しい音で録れています。録音はオランダ、デルフトの教会で行われていますが、デルフトと言えばフェルメールが生れ生涯を過ごしたところです。クイケン盤ももっていますが、寺神戸盤の方が好みです。
 昨日聴いた曲は無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番。6つのセットの中で最も知られた名曲です。演奏は旧ソ連生まれのミルシュテインで1973年の録音。もう半世紀近くも前の録音ということになりますが、もうそんなに経ったのかという気がします。他にシェリングとファウストのCDも持っていて、最も古くから聴き馴染んでいるシェリングの演奏で聴くことが多いですが、久しぶりに他の演奏家で。シェリングと比べると流麗な演奏という感じがします。シェリングで聴くともっと心に食い込んでくる感じがして、ちょっと物足りないかなという印象。
 ところでバッハは1685年に生まれて1750年に没していますから、今年は没後270年になります。バッハとほぼ同時代の日本の画家はというと尾形光琳が1658年、伊藤若冲が1716年生まれでした。上に挙げたフェルメールの生年は1632年、没年1675年とされているので、尾形光琳と同時代の画家でした。
コメント
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