いつもの場所にはジョウビタキの雌。人馴れしていて近くで撮れます。


紅梅がだいぶ咲いてきました。まだ気温は低いままですが次第に春の足音が聞こえてきます。

話は変わりますが、新型コロナの3回目のワクチン接種を受け翌日は副反応で発熱があって家に籠っていました。今回はモデルナでしたが、2回目のとき(ファイザー)よりもやや軽い症状でした。翌々日の朝はまだ微熱がありましたが、その後は急速に症状が消えました。
ところで、このところはポップス楽団(アルフレッド・ハウゼやポール・モーリアなど)やシャンソンのCDを聴くことが多かったのですが、昨夜は久しぶりにブラームスのピアノ協奏曲第1番を聴きました。ピアノはブレンデル、指揮アバド、ベルリンフィルという強力なメンバー。第1楽章の長いオーケストラによる序奏が終わってピアノが入ってくるところは泣かせます。若きブラームスゆえのリリシズムと言えるでしょうか。
初演されたのは1859年なので明治維新の9年前。日本ではまだ丁髷を結っていた頃、この曲が演奏されたわけです。ブラームスの生年は1833年で日本人では西郷隆盛(1928年)や伊藤博文(1840年)などと同世代。ブラームスは1897年に亡くなっているので、その17年後に起きた悲惨な第1次世界大戦は知ることがありませんでした。その大戦でドイツ帝国は崩壊して莫大な戦争賠償金を背負うことになったので幸せだったかもしれません。
ピアノ協奏曲という楽曲形式ですが、ブラームス以後、ドイツ・オーストリア系の作曲家ではマーラーもR・シュトラウスもピアノ協奏曲を書かなかったので、現在広く知られている作曲家としてはブラームスが最後のピアノ協奏曲作家ということになってしまいました。


紅梅がだいぶ咲いてきました。まだ気温は低いままですが次第に春の足音が聞こえてきます。

話は変わりますが、新型コロナの3回目のワクチン接種を受け翌日は副反応で発熱があって家に籠っていました。今回はモデルナでしたが、2回目のとき(ファイザー)よりもやや軽い症状でした。翌々日の朝はまだ微熱がありましたが、その後は急速に症状が消えました。
ところで、このところはポップス楽団(アルフレッド・ハウゼやポール・モーリアなど)やシャンソンのCDを聴くことが多かったのですが、昨夜は久しぶりにブラームスのピアノ協奏曲第1番を聴きました。ピアノはブレンデル、指揮アバド、ベルリンフィルという強力なメンバー。第1楽章の長いオーケストラによる序奏が終わってピアノが入ってくるところは泣かせます。若きブラームスゆえのリリシズムと言えるでしょうか。
初演されたのは1859年なので明治維新の9年前。日本ではまだ丁髷を結っていた頃、この曲が演奏されたわけです。ブラームスの生年は1833年で日本人では西郷隆盛(1928年)や伊藤博文(1840年)などと同世代。ブラームスは1897年に亡くなっているので、その17年後に起きた悲惨な第1次世界大戦は知ることがありませんでした。その大戦でドイツ帝国は崩壊して莫大な戦争賠償金を背負うことになったので幸せだったかもしれません。
ピアノ協奏曲という楽曲形式ですが、ブラームス以後、ドイツ・オーストリア系の作曲家ではマーラーもR・シュトラウスもピアノ協奏曲を書かなかったので、現在広く知られている作曲家としてはブラームスが最後のピアノ協奏曲作家ということになってしまいました。